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情報提供ソリューション

観光施設用スマホ音声ガイド

DX & System Development

動物園や水族館、美術館の来場者満足度を向上させるスマホ音声ガイドアプリ

来場者がスマホをもって展示物の前に行くだけで、テキストや画像の表示、音声を使った解説が自動的に開始されます。詳しい解説を受けることで展示の見どころや展示物の背景にあるストーリーなどのより深い情報を知ることができ、来場者の満足度を向上させることができます。

サービスの強み

来場者の満足度の向上と、マーケティングデータの収集を同時に実現

スマホ音声ガイドは、動物園や水族園、美術館などへの来場者が自分のスマホを持って展示物の前に行くだけで、専用アプリ上に音声や写真のコンテンツを自動的に表示し、展示の閲覧をより楽しく、興味深いものへと変えます。詳しい情報をスマホで受け取ることで、展示の見どころなどや展示物の背景にあるストーリーを知ることもでき、来場者の満足度を高めます。また、来場者が聞いたガイドの時間や順番などから、来場者の行動情報も収集ができ、顧客導線の分析やガイド内容の改善などに活用可能です。

来場者のスマホを活用で、展示ガイドの運用を効率化

  1. 専用の音声ガイド機器ではなく、
    来場者のスマホを活用できます
    従来の音声ガイド専用機のような、貸出管理やメンテナンスの手間が必要ありません。来場者は使い慣れた自分のスマホを使ってガイドを利用することができます。
  2. ガイドの再生場所を選びません
    BLE(Bluetooth Low Energy)技術を活用し、ビーコンと呼ばれる電波発信機を屋内外の施設に配置すれば、発信機の前に来た際にスマホの専用アプリでガイドを自動再生します。ビーコンは電池で稼働するため、電源設備が必要なく設置場所を選びません。
  3. ガイドの音声録音を必要としません
    文章のテキストデータをもとに音声を出力する音声合成技術を利用しています。音声コンテンツを録音する必要がなくなります。また、展示内容に変更があった際には文章を更新するだけでガイド音声に反映されるので、録音コストも抑えることができます。

ラックの「スマホ音声ガイド」の機能

スマホ音声ガイドはBLE(Bluetooth Low Energy)技術を活用しています。ビーコンと呼ばれる電波発信機を屋内外の展示物の近辺に配置し、発信機の通知をスマートフォンが受けることで、専用アプリが音声ガイドの再生を行います。BLEは多くのスマートフォンに実装されている技術で、電波の到達距離は最大50メートル、電波の強さは調整が可能です。

スマホ音声ガイドは、都立動物園・水族園4園(上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園)や、滋賀県立琵琶湖博物館への導入実績があり、次の機能が提供されています。

機能 1:自分のスマホで、音声と画像を使ったガイドを受けられる

来場者は事前に、もしくは施設訪問時にアプリをダウンロードして起動することで、最新のガイドを視聴できます。アプリには、施設に配置されたビーコンに対応した画像と説明文がセットアップされており、来場者が施設内を歩きビーコンの近くによると、自動的にガイドが始まります。このため、視覚障がい者の方にも、その場に合わせたガイドを聴くことができ、施設を楽しむことができます。また、音声はテキストの自動読み上げ機能を使用しており、録音の必要がありません。

テキストの自動読み上げによる音声ガイド

機能 2:クイズラリーや宝探しなどエンターテインメント要素の追加

展示物の音声ガイドは、来場者を楽しませることができますが、子どもたちや、何度も訪問してくれる人に対して飽きさせないよう新しいコンテンツを提供し続けるのは簡単ではありません。

ラックのスマホ音声ガイドでは、施設内に設置されたビーコンに合わせて関連するクイズを出したり、クイズの場所をシナリオに合わせて訪問してもらうなど、ゲーム要素を取り入れることも可能です。例えば、宝探しやスタンプラリーをしながら施設をめぐるなど、子供が楽しめるコンテンツを提供することもできます。

音声ガイド
画像は一例です

機能 3:おすすめコースを提案できる

博物館への導入のケースでは、学芸員の方が、複数の展示物をつないだストーリーを来場者に伝えたいと思っても、チラシや場内の説明パネルなどを掲示するだけでは、効果的に伝えることができませんでした。ラックのスマホ音声ガイドでは、チラシなどで案内していた「おすすめコース」をアプリ機能として追加することができます。コースを選択するとそのテーマに沿った展示のみを案内することもでき、さらにおすすめコースの解説内容を通常のガイドと異なる解説として再生することもできます。おすすめコースのビーコンは通常のガイドで使用しているビーコンと兼用が可能なため、追加で設置する必要はありません。このようにコースを作ることでリピーターの方々にも、博物館を何度でも楽しんでいただけます。

音声ガイド

機能 4:様々な言語のガイドができる

展示スペースの問題で日本語でしか解説を掲載できていないと、国外からの来場者は展示物の解説を理解することが困難です。

ラックのスマホ音声ガイドでは、複数の言語でガイドを提供することが可能です。琵琶湖博物館の「びわ博ナビ」では、日本語の他に英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語の7か国語に対応しています。ガイドの制作は、日本語の原稿を各言語に翻訳し、音声合成技術を用いて再生するため、各言語に対応したナレーションの録音の必要がなく、手軽に多言語コンテンツを作成することが可能です。

音声ガイド

機能 5:来場者の意見を受け取ることができる

来場者が多い施設では、施設にどのような印象や意見があるのかを調査することは簡単ではありません。しかし来場者の意見が無ければ施設の改善活動も思うように進まないものです。ラックのスマホ音声ガイドでは、来場者が利用するガイドアプリのアンケート機能を用いることで、来場者の反応を得ることができます。

機能 6:来場者の動向を把握できる

多くの展示がある施設で、来場者が多く集まり混雑していたり、逆に訪問者が少なかったり滞在時間が短いなどの傾向を知ることは、施設来場者の満足度を図る意味で重要です。しかし現実に行動の把握や分析を行うことは困難です。
ラックのスマホ音声ガイドでは、ビーコンに反応したスマホの時間を記録しており、記録情報を分析することで、スマートフォンの移動履歴や、施設内の混雑マップなどを作成でき、顧客の行動分析に役立てることが可能です。

館内利用者滞留状況のヒートマップ
館内利用者滞留状況のヒートマップ

導入事例

滋賀県立琵琶湖博物館様

「スマホ音声ガイド」への利用者の声

ラックのスマホ音声ガイドは、これまで多くの来場者の集まる施設でご利用いただきご意見をいただきましたのでご紹介します。

  • とてもいい試みだと思います。水族館の楽しみが倍増します。聞いていて、へぇ〜となるような情報が良いです。
  • 今日はたまたま空いていたが、混んでいる場合など「遠目で魚は見れても説明文は人がたくさんで読めない!」っていう場合、どうしても発生してしまう水族館特有のイライラも和らぐと思います。応援してます。また来ます!実用化楽しみにしております。
  • 子供たちは水槽のどこにいるかなーと探すのが楽しそうだった。
  • 解説を全く読みたがらない子供が喜んで聞いていた。
  • 子供と一緒だといつも説明文を読むことができず、自分は楽しむことを諦めていましたが、このアプリのお陰で久しぶりに自分自身も楽しめて大満足でした!他の動物園や水族館でも是非導入して欲しいし説明箇所も増やして欲しいです。

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