Google Cloudの活用パターン
機械学習/AIの活用
ディープラーニング向けに最適化されたコンテナ環境を利用可能です。BigQueryと組み合わせて活用することで、SQLだけで複雑な機械学習の工程を実行できます。
またAIの活用では、次世代の需要予測や業務の効率化が可能です。従来、人が対応していたコールセンター業務を、チャットボットサービスの導入によってできる範囲で自動化し、人件費などを削減することもできます。
Google Workspaceによる業務効率化
メール、スケジュール管理、ビデオ会議、オンラインストレージなど組織の生産性を高めるための業務効率化をまとめて利用することが可能です。
リソースの柔軟な調整とコスト管理
多様なリソースオプションを提供しており、お客様の要件に合わせてパフォーマンスや価格を調整できます。コスト計算ツールや予測アナリティクスを利用することで、適切なリソースの選択や最適な価格プランを選択できます。また、不要なリソースの自動シャットダウンやスケジュールに基づき、リソースを管理できます。
クラウド移行
オンプレミス環境をクラウドへ移行することで、運用費用やインフラコストを低減・平準化できます。クラウドへの移行も柔軟性があり、クラウド上にオンプレミスと同じシステムを再構築する方法と、GCVE(Google Cloud VMware Engine)を利用し、オンプレミスのVMware vSphere環境をそのままGoogle Cloud上で利用する方法があります。
また、Google Cloudは豊富なAPIと柔軟なアーキテクチャを利用することで、他のクラウドサービスからの移行も容易です。
マルチクラウド
Google Cloudはオープンなクラウドサービスであり、他のクラウドサービスとのシームレスな連携が可能です。例えば、複数のパブリッククラウドに保存されたデータを分析するBigQuery Omniを利用すれば、Amazon S3やAzure Blob Storageといった他クラウドに保存されたデータに対して、BigQueryで分析を実行できます。
ハイブリッドクラウド
Google Cloudはハイブリッドクラウド構成にも適しています。GCVEを利用すれば、オンプレミス環境と同じ VMware vSphere環境をGoogle Cloud上に持つことができ、オンプレミスと接続して一緒に利用することで、オンプレミスの環境を拡張できることはもちろん、段階的なクラウドへの移行もVMware vSphereを利用したまま可能です。
現行の運用方法に近い形でクラウドも併せて利用できるため、クラウド移行のファーストステップとしてGCVEを利用し、その後、Google Cloudのサービスを利用したクラウドネイティブへの移行など、企業のクラウド移行の方針に合わせたクラウド利用ができます。
また、Kubernetesのようなコンテナ環境を利用している場合、クラウド環境とオンプレミス環境で一貫性のある開発と運用ができるアプリケーション管理プラットフォームのAnthosを利用すれば、オンプレミス上のコンテナ、クラスタの実行・管理することが可能になり、柔軟性のあるアプリケーション開発環境を実現します。これにより、既存のITインフラストラクチャを活用しながら、クラウドの柔軟性やスケーラビリティを実現します。
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