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ラックピープル | 

年末ビーコン大掃除

ラックは昨年に引き続き、上野動物園等の都内4園で開催されたイベント「コキャットからの挑戦状2016」にサービスを提供しました。

このイベントは、スマホを持って園内を歩くと、近くの動物たちのクイズが自動的に届く、クイズラリーアプリです。園内での位置を検出するため、Bluetooth電波発信機、いわゆる「ビーコン」を利用しているのが特長で、動物たちの近くにビーコンを設置し、それをスマホが受信して、該当するクイズを出題する仕組みです。
昨年好評だったため、今年も引き続きのサービスとなりました!

※ 当サービスページに事例がありますので、以下をご覧ください。

今年のサービスでは、4園それぞれに10か所のクイズポイントを設けました。1つのクイズポイントには最低2つのビーコンを設置し、範囲が広いクイズポイントには、電波範囲を広げるために3つ、4つと補助的に設置します。今年は全部で97個のビーコンを設置しました。

さて、ここからが本題ですが、このビーコン達、イベント終了後に使い捨てにするのは勿体ないので、終了後は回収し、清掃して再利用します。年末恒例となったこの清掃作業についてお伝えしたいと思います。

作業の様子

これは作業の様子です。
水洗い→乾拭き→電池取り出し→乾燥→保管という手順で進めていきます。

ビーコンの外観

ビーコンはこのような外観をしています。一辺が10センチ程度です。
これはアプリックス社製の防水・防塵タイプのビーコンですね。横の穴に結束バンドなどを通して柵などに設置しています。

水洗い後のビーコンの状態

水洗い後の状態です。
屋外に設置していますので、思いのほか砂汚れが入り込んでいます。

ケースを外したビーコンの状態

ケースを外した状態。
内部に汚れは入り込んでいませんでした。さすが!
電池は単三電池を4本使います。電池交換なしで2年間動作します。

蓋側のパッキンにも少し砂がついています。これらを丁寧に綿棒等で取り除きます。

蓋側のパッキンにも少し砂がついています。これらを丁寧に綿棒等で取り除きます。

一部、結束バンドで固定した部分が破損しているビーコンもありました。

一部、結束バンドで固定した部分が破損しているビーコンもありました。
破損の原因は、設置されていた場所を確認してみて分かりました。

ビーコンが設置されていた場所

きっとお子さんたちにキックされたのでしょう...
次回は設置場所を工夫しなければなりませんね。

破損した部品は交換し修理します。

破損した部品は交換し修理します。

清掃され、綺麗になったビーコン達。

以上の手順で清掃され、綺麗になったビーコン達。
いくつか、ネコ科の動物にマーキングされたようで、臭うものもありました。香りをお伝えできないのが大変残念です。

この後、乾燥し、エアパッキンに包んで保管して大清掃は終了です。
直射日光や雨、ホコリ等、過酷な環境でご苦労さま!

さて、最後になりますが、ビーコンの設置作業はサービス開始前の8月に行いました。日焼け止め、虫除け、かゆみ止めを交互に塗りながらの過酷な作業ですが、良いこともあります。

それは、休園日の動物園や水族園に入れること!

キリンも私たちに興味津々!

人が少なくて退屈している動物たちは、いつもとちょっと違う反応を見せてくれるんです!キリンも私たちに興味津々!

次回以降は、このクイズラリーサービスの内容をお伝えできたらと思います。

次回記事はこちら:

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