成長戦略
セキュリティ事業を軸とした拡大
2015年に起きた日本年金機構の情報流出事件などからサイバーセキュリティへの意識が飛躍的に高まり、巧妙・悪質なサイバー攻撃の被害に遭う企業が増加していることから、セキュリティ対策への需要が拡大しています。
当社はこのようななか、中期経営計画『TRY 2021ステージ 1』および『TRY 2021ステージ 2』において、セキュリティ事業の中長期的な収益成長に向けた新卒採用を軸とした人員強化や、社内IT投資など経営基盤の強化などを進めました。この6年間で、セキュリティ事業の売上高は2.4倍、従業員数は2.6倍となっています。
2021年度から始まる中期経営計画(2021-2023年度)では、セキュリティ事業の更なる拡大に取り組み、3年間で約20%の売上伸長に至っています。
中長期的な価値創造に向けて
2024年5月に策定した新たな中期経営計画(2024-2026年度)では、既存事業の連続的な成長を軸に、既存事業の付加価値や生産性の非連続的な成長による新たな価値創造を目指しています。
中期経営計画の経営目標
新中期経営計画の経営目標を、売上高600億円、営業利益・経常利益40億円、ROE15.0%としました。 株主還元については、引き続き中長期的な視点に立って投資等の状況を勘案し利益配分するものとし、DOE 5%を基本指標として配当していく方針です。