ESGの考え方
ステークホルダーから信用・信頼を獲得し、社会的評価を高め、持続的成長・中長期の企業価値向上を目指す企業の取り組みとして、「ESG(環境・社会・企業統治)」経営が求められています。
当社は、企業理念である「進化し続けることで成長し、持続可能性の高い経営により、社会にとってなくてはならない存在を目指します」が原点であり、同時に社会に対して企業が存続する意義であると認識しています。
サイバー空間の安全性を確保することにより、安心して情報を活用できる社会づくりに貢献するとともに、より公正、透明性のある経営を推進することにより、資本市場からの信頼が得られるよう努めています。
企業理念
進化し続けることで成長し、持続可能性の高い経営により、社会にとってなくてはならない存在を目指します。
社会課題の解決に向けたラックの取り組み
ラックは、「サイバーセキュリティ」と「システム開発」の2つの事業を通じて、社会課題の解決に寄与しています。
特に、当社の特徴であり強みでもあるサイバーセキュリティは、サイバー犯罪という社会課題に対し、業界のリーディングカンパニーとして、安心・安全なサイバー空間の実現に寄与しており、企業価値向上に大きな役割を果たしています。
さらに、企業活動を通じた取り組みとして、官公庁や教育機関等へサイバーセキュリティに関する様々な協力・啓発活動を推進しています。このような取り組みが、サイバーセキュリティへの認知度向上や意識向上につながり、ひいては社会全体のセキュリティ対策の促進に結びつき、事業を通じてより安心・安全なサイバー空間を実現するというサイクルとなっていくものと考えています。
システム開発では、企業であるお客様のニーズにあわせたオンプレミスやクラウド環境における基盤構築、「働き方改革」を含めたお客様の業務効率の向上や労働力不足の解消、環境負荷の低減などに寄与することで、社会の豊かさに貢献するものと考えています。
また、技術の進化が著しいサイバーセキュリティおよびITサービス業界においては、多様かつ優秀な人材の確保が必要不可欠です。そのため、当社は「働きがい」をテーマとした働き方改革推進に積極的に取り組むとともに、多様性にも配慮した企業活動を推進することにより、社会課題の解決への貢献と、持続的な企業価値の向上を目指しています。
これらの取り組みは、企業理念に掲げる「社会にとってなくてはならない存在」への実践そのものです。そして「持続可能性の高い経営」を推進するうえで、ESGへの取り組みは、必然的に関わってくるものと考えています。