企業市民活動
企業市民とは、企業は利益を追求する以前に良き市民であるべきであるという考え方です。これは、社会における企業というものは、権利を行使できると同時に義務も負うべきであるということであり、地域においての市民であるという自覚を持つべきであるということです。
ラックは「確かなテクノロジーで信じられる社会を築く。」をパーパスとして掲げ、利益追求にとどまらず、働き方改革、SDGsに向けた取り組み、IT人材育成、情報セキュリティの啓発活動など、企業市民としての大切な役割を果たす活動に力を入れています。
SDGs等への取り組み
ラックは、サプライチェーン全体の付加価値向上や共存共栄、お客様、株主の皆様、従業員、お取引先様など多様なステークホルダーとの価値共創に取り組んでまいります。
IT人材の育成と、ITリーダーの発掘
社会や経済など幅広い領域でデジタルシフトが進む中で、安全であることを前提にすぐれたIT環境を構築するためには、よりネイティブにITをとらえ、ビジネスをけん引する人材が求められます。ラックはそうした人材の「原石」を発掘し、日本の次期ITリーダーを育成するためのさまざまなプログラムを用意しています。
クイズ形式のセキュリティ問題を解きながら技術を磨く競技「CTF(Capture The Flag)」や、実際のIT運用に見立てた環境で攻撃者からシステムを守る競技「Hardening Project」への参加など、技術者を洗練させる取り組みに賛同することで、日本の情報産業の発展に寄与しています。
情報セキュリティの啓発活動
ラックは、セキュリティ事業とシステム開発を柱にしています。サイバー攻撃では攻撃者に圧倒的な情報優位性があると言われる中で、セキュリティのリーディングカンパニーとして蓄積する脅威情報を活用し、お客様の安全なIT環境を守っています。さらに、そうした情報を活用し、人々のセキュリティリテラシーを高めるための啓発活動にも取り組んでいます。
国際協力活動
国内外でインターネットバンキングを狙った不正送金、クレジットカード・情報の搾取、ITインフラの遅延・停止など、サイバー犯罪による被害が深刻化し、経済への影響が懸念されています。ラックは、次のような国際協力活動を通じて、サイバー犯罪に対抗しています。
海外研修生の受け入れ
サイバーセキュリティの教育環境が整備されず、ノウハウが不足している国があります。私たちは、海外研修生を受け入れ、これまでの知見を共有することで、諸外国における安全なサイバー空間の構築に貢献します。
海外セキュリティカンファレンスへの参加
国際カンファレンスへの参加を通じ、最新のサイバー情報を発信することで、各国と情報交換および連携を進め、サイバー犯罪への国際協力に貢献します。