ラックが掲げる、新規事業のテーマは「地域セキュリティ」です。
当社は、"たしかなテクノロジーで「信じられる社会」を築く"という信念のもと、サイバーセキュリティ事業をおこなうことで、安心・安全な社会基盤づくりに貢献してきました。
しかし、近年の企業や社会システムへのサイバー攻撃の拡大によって、日本全国、さまざまな地域の安心・安全な生活が脅かされるようになっています。当社は新たな事業領域として、このような「地域の安心・安全」を守ることに取り組んでいます。
地域事業者、自治体向けセキュリティ活動にむけた方針と3つのテーマ
基本方針
デジタル変革によって地域の力を高め、くらしの「安心・安全」をサイバー脅威から守り、持続可能な街づくりを実現する「共生の実現」が基本方針です。
具体的には、私たちと同じ問題意識を持ち必要な基礎技術を有している、地方公共団体・公共機関・民間事業者・大学や研究室などの団体やスタートアップベンチャー企業と、連携、投資などを通じて地域セキュリティの強化を進めています。
3つのテーマ
「地域セキュリティ」の実現に向けて、以下3つのテーマの事業化を推進しています。
地域標準となるデータプラットフォーム(smart town)実現
地域のさまざまなプレイヤーによるデータ活用の実現に向け、データやIoTの運用上の課題を解決し、地域のデータ活用やスマート化を進めるための安全なデータ運用・流通プラットフォーム(スマートタウン)の構築・提供を進めています。
また、そのプラットフォームを使ったモデルソリューションの実証やサービス化を地域と連携して推進しています。さらに、汎用的に使える技術についても、より広く活用してもらうためのサービス化にも取り組んでいます。
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デジタル変革への対応、活力ある地域づくり(地域商社「黒こ」)
地域社会の課題を解決し、持続可能なまちづくりを実現するために、地方公共団体や地域の事業者が主導する取り組みをICTの力で支援します。また生み出された成果を他の地域の課題解決にも役立てるために、自治体間の連携を推し進めていきます。
また、サービス提供地域にサテライトを設け、地域の雇用を促進し、地域に根ざした価値の実現を進めています。
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地域事業者向けセキュリティ提供の実現
サイバー攻撃のターゲットになっている特定の事業者や団体に特化したセキュリティサービスを提供することで、地域のインフラやサプライチェーンを守り、安心・安全な地域経済と生活を実現します。
また、セキュリティ意識を高める活動も地域社会の有志の皆さまと共に行っています。その一つである九州サイバーセキュリティシンポジウムは2019年のプレ開催から毎年実施されており、九州全域に根づいた活動となっています。
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