ラックセキュリティアカデミー

ラックセキュリティアカデミーについて

ラックセキュリティアカデミーのロゴは、ラックの語源である地球（Little eArth）を象った球体を軸に、基礎教育から専門教育へと段階的に受講することでステップアップできるという意味が込められています。また入り組んだカラーは「JSOCや研究所、緊急対応チームの各専門分野の知識や技術が集約された教育」であることも象徴しています。

ラックセキュリティアカデミーが提供するセキュリティ人材育成

多くの企業において、組織のセキュリティは情報システム部門や運用チームが中心となり支えています。しかしセキュリティ対策には高度な専門知識が求められるうえに、使用する情報システム全般の幅広い知見も必要となります。しかし、セキュリティ対策のコストは無尽蔵に捻出できるわけではなく、高度化するセキュリティ製品やセキュリティ専業企業の技術支援を依頼するコストも無視できません。

ラックセキュリティアカデミーは、セキュリティ教育を組織全体が取り組む活動と考え、セキュリティ対策の過剰や不足にならないようバランスを整えたセキュリティ強化を目標とするため、次の二つの指針により人材育成サービスを提供しており、セキュリティ対策部門だけの教育ではなく、組織全体としてセキュリティ力を高めるための教育支援を行います。

• 一般社員、経営者、開発ベンダーのセキュリティレベルを上げる
• 情報システム部門、運用チームのセキュリティ対応力を上げる

ラックセキュリティアカデミー 3つの特長

国内最大規模の監視センターJSOCの豊富な実績

ラックが誇るセキュリティ監視センターJSOCでは、ネットワークセキュリティに関するプロフェッショナルであるアナリストとエンジニアが、24時間365日の体制で、お客様のログをリアルタイムに分析すると同時に、独自に設置しているハニーポット（おとりサーバー）が収集した攻撃の分析を行い、最新のサイバー攻撃の傾向を把握しています。

さらにグローバルでのセキュリティ情報のチェックやセキュリティ問題に発展しやすい政治的なニュースや事件を把握し、インターネット上の有事にいち早く対応できるよう備えています。
ラックセキュリティアカデミーでは、これらの情報により、常に最新のデータを基にした研修を行っております。

サイバー救急センターによる圧倒的な緊急対応経験

ラックが運営するサイバー救急センターは、企業などがサイバー攻撃による被害に遭われた場合に、緊急対応支援を行う「サイバー119サービス」を提供しています。緊急対応においては、サイバー攻撃の原因調査のためのコンピュータフォレンジックネットワークフォレンジック、マルウェア解析などの専門のエンジニアが対応しており、年間350件を超える対応を行っており、実例を踏まえたセキュリティ教育を提供しています。

専門性の高い講師陣

現役のアナリスト、研究員、コンサルタントなど、各分野における専門講師がコースを担当します。積み上げてきた実績や最先端の研究により集まった圧倒的な情報量を基に、テキストだけでは伝えられない研修を行います。

ラックセキュリティアカデミーの活動の成果

ラックセキュリティアカデミーは、1997年に当時取り扱いをしていたセキュリティ製品に関する、公認トレーニングを提供したことがきっかけで始まりました。また翌年には、この製品を活用した脆弱性診断サービスを提供するパートナー企業の育成のために、サイバー攻撃技術についてのトレーニングも開始しました。

その後マルウェアによる被害の拡大や、Webサイトの改ざん被害、情報漏えい被害、標的型攻撃と、サイバー攻撃の巧妙さと被害の深刻さが社会問題となり、サイバー攻撃を防ぐためのトレーニングの提供を始め、2005年に現在の体制であるラックセキュリティアカデミーとなりました。

セキュリティ人材育成サービスの集大成として、サイバー攻撃演習といった総合教育の提供も開始しています。

オープンコースや企業向けカスタマイズコースを数多く開催し、専門コースで5,000名、講演会や啓発活動では16,000名を超える方々に専門性の高い講義やセキュリティの大切さを伝えています。

セキュリティアカデミーの講師は、ラックのブログなどでの情報発信だけでなく、商業メディアなどにおいても多くの寄稿をしており、サイバーセキュリティに関する啓発活動を続けています。