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Okta社のAPJ Workforce Identity Cloud Partner of the Yearを受賞しました

こんにちは。デジタルアイデンティティ&ガバナンスグループの馬田です。

2024年12月にラックのニュースリリースでもお知らせしましたが、Okta社より「APJ Workforce Identity Cloud Partner of the Year」を受賞しました。日頃から支援いただいているお客様やパートナーの皆様、プロジェクトを成功に導いたチームの努力によるものです。本当にありがとうございます。

この記事では受賞の背景と、Okta Workforce Identity Cloudのラックでの取り組みについてお話しします。

受賞の背景

ラックでは、OktaのWorkforce Identity Cloudを活用し、デジタルトランスフォーメーションやゼロトラストセキュリティの実現に向けた認証管理をサポートしています。シングルサインオン(SSO)や多要素認証(MFA)の導入支援をはじめ、ゼロトラストモデルへの移行を支えるプロジェクトなど、さまざまな実績を重ねてきました。

今回の受賞は、特に以下の取り組みが評価されたと考えています。

  • 販売・導入実績
    認証管理の重要性や必要性を通じて多くのお客様にOktaの販売・導入をしました。
  • Okta関連の資格取得者数
    エンジニアを中心に、Okta関連の資格を多数取得しました。
    私が所属するチームのメンバーも、プリセールスやセールスの資格を積極的に取得しています。
Workforce Identity Cloud、Customer Identity Cloudの認定セールス・認定プリセールス、Certifiedエンジニア情報

受賞セレモニー

2024年12月上旬、Okta Japan社にて「APJ Workforce Identity Cloud Partner of the Year」の受賞セレモニーが行われました。Okta Japan社長の渡邉 崇氏から激励の言葉をいただき、パートナーシップのさらなる強化への期待が寄せられました。

この受賞を機に、認証管理の重要性をさらに広く訴求し、ゼロトラストセキュリティやDX推進に課題を抱えるお客様をこれまで以上にサポートしてまいります。引き続き、Oktaの技術を活用した最適なソリューションを提供していく所存です。

受賞の模様
受賞の模様
Okta社より贈呈された盾
Okta社より贈呈された盾

Okta Workforce Identity Cloudのラックでの取り組み

Oktaのライセンスは機能ごとに細かく分かれており、お客様が必要とする機能をライセンスとして選択できます。無駄を省き、最適なコストで必要な機能を導入できるメリットがあります。しかし、課題に対してどのようなライセンスが必要なのか迷うかもしれません。

ラックでは、これまでの豊富な実績を活かし、お客様の課題を丁寧にヒアリングしたうえで、最適なライセンス構成や機能を提案しています。また、Oktaを活用した解決策の将来像をお客様と共に描き、納得感のある選択ができるようサポートします。さらに、必要に応じて検証を行い、技術的な根拠を示すことで安心感を持って導入いただけるよう努めています。

ライセンス名 機能概要
Single Sign-On 1回のログインで複数のアプリケーションやサービスにアクセスできる機能です。ユーザーは複数のパスワードを管理する必要がなくなり、利便性とセキュリティが向上します。
Universal Directory OktaのUniversal Directoryは、クラウド上で動作するユーザーディレクトリサービスです。異なるディレクトリやアプリケーションのユーザー情報を一元管理できます。
MFA MFAは、パスワードに加えて複数の認証要素を使用することで、セキュリティを強化します。フィッシングやパスワード漏洩のリスクを低減します。
Adaptive MFA MFAライセンス機能に加え、リスクベースのMFA機能です。ログイン時の状況(場所、デバイス、行動パターンなど)に応じて動的に認証強度を変えることで、利便性とセキュリティを両立します。
Lifecycle Management ユーザーのアカウント作成、更新、削除といったライフサイクル管理を自動化します。オンボーディングからオフボーディングまでを効率化し、運用コストを削減します。
Okta Workflows Okta Workflowsは、ノーコード/ローコードでさまざまな業務プロセスを自動化する機能です。IFTTTのようなインターフェースで、条件分岐やアクションの自動実行が可能です。 ※ IFTTT(イフト):インターネット上の様々なWebサービス同士を連携するサービス
Okta Workforce Identityの主なライセンス名と機能概要

これまでのOkta導入プロジェクトの中で培われたノウハウから、メリットとなる点や懸念点もお伝えすることを心がけています。

また、ラックではOktaのライセンス販売だけでなく、Oktaの資格を持つ技術者による導入・構築の支援も行っています。お客様が抱える課題をヒアリングし、Oktaの機能を最大限に活かした提案をします。要件定義から設計、実装などその後の運用までを一貫して支援し、多くの支援実績を積み重ねてきました。

導入後もQA対応や技術サポートも提供していますので、安心して利用いただける体制を整えています。さらに、日々、機能がアップデートしていく中で最新情報をキャッチできるよう、勉強会への参加や資格取得にも積極的に取り組んでいます。

Okta導入支援イメージ
導入支援イメージ

おわりに

この度、名誉ある賞を受賞できたことを、とても喜ばしく思います。今回の受賞に満足すること無く、今後もOktaビジネスのさらなる発展とパートナーシップの強化に向けて取り組んでいきます。ラックには、Oktaの資格を持つ経験豊富なエキスパートが多数在籍しており、確かな技術でお客様をサポートします。デジタルアイデンティティの管理や認証認可にお悩みの際は、ぜひラックにご相談ください。

プロフィール

馬田 純一

馬田 純一
営業と人事での経験を経て、現在では営業と技術の間でアイデンティティ・ネットワーク・データといったキーワードでビジネス推進をしています。
イベントやセミナーでのレポートや、アイデンティティやガバナンスに関する考え方を発信していきたいと思います。

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