私の所属するセキュリティコンサルティングサービスは、日々進化するサイバー攻撃に備えて最先端の技術や知識を結集させ、お客さまのさまざまなお悩みを解決するのが仕事です。一言でお伝えするなら、セキュリティに関することのなんでも屋。お客さまの情報セキュリティ部門のメンバーとして、セキュリティ強化策検討の支援、セキュリティ監査、各種業務企画に対するセキュリティ視点でのアドバイス等を実施しています。現在は教育系企業を担当し、駐在しながら企業のセキュリティ部門の支援を行っていますが、その前は10年ほどシステムエンジニアとして業務を担当していました。システム開発は形になっていく楽しみがありますけど、いまの仕事はお客さまと一つのチームとなり、業務に踏み込んで支援できるのが魅力の一つです。いろいろと企画の段階からご相談をいただいたり、セキュリティの監査の仕事をしたりすることもあるので、幅広い業務に携わることができています。

セキュリティの専門家としてお客さまを導くことができたときに一番やりがいを感じますね。今担当しているお客さまは複数のグループ会社がある企業ということもあり、自分のアドバイスやアイデアが採用され、全社へ展開されたときはグループ全体のセキュリティ力の底上げに貢献できたのだと思えて、うれしい気持ちになります。

また、セキュリティは業務で必要になる知識は領域が広く、攻撃者は攻撃手法を日々変化させているため、防御側はそれに対応し続けなくてはなりません。システム開発の経験はもちろん役に立っていますが、それだけではお客さまの課題を解決できないこともあります。その点、ラックはさまざまな領域のプロフェッショナルがいるので、最新の情報や過去の経験などを聞き対応することができるので安心です。

ただの「セキュリティの専門家」ではなく、「開発を熟知したセキュリティ専門家」を目指しています。セキュリティコンサルタントになって5年ほど経ちましたが、セキュリティの領域は奥が深く、今も勉強しながら業務に携わっており、まさにチャレンジ中です！システム開発のスキルと現在のコンサルタントの経験を活かして、これからも仕事をしていきたいと思っています。

また私には2人の子どもがおり、子育てをしながらフルタイムで働いています。フルタイムだと仕事と子育てのバランスを取るのが大変と思われることもありますが、両方バランス良く付き合うことで、自分らしくいられている気がします。一つだけマイルールがありまして、それは子どもを寝かしつけた時に一緒に寝ないことです。自分のタイプ的に一度楽な方にいってしまうと、どんどんそっちに流されてしまう傾向があると思っています。テレビを見たりお酒を飲んだり、自分の時間を大切にすることもありますが、仕事の役に立つ資格を取得するという目標を掲げて勉強することで、子育てと仕事の両立を実現するようにしています。