ラック、Okta Customer Identity Cloud導入を容易にする「Booster Pack for Okta CIC」を提供開始
~開発必須の画面プリセットをパッケージ導入し、スムーズな構築を実現~
2024年5月17日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、Oktaが提供する顧客アイデンティティ管理ソリューション「Okta Customer Identity Cloud」(旧Auth0、以下 Okta CIC)のスムーズな導入をサポートする、「Booster Pack for Okta CIC」を2024年5月17日から提供開始します。
デジタルビジネス推進におけるデジタルアイデンティティ管理の重要性は高まっています。高度なセキュリティを維持しながらアイデンティティ管理を行うには、Customer Identity Access Management(以下 CIAM)製品の導入が必要とされています。しかし、CIAMは既存のアプリケーションに組み込むだけでなく、一部の画面を開発する必要があるため、作業負荷がかかります。例えば、単に画面を作成するだけではなく、セキュリティとユーザビリティを考慮した画面遷移を作成するなど多くの要素を考慮する必要があります。
ラックでは、Okta CIC導入時に開発する必要がある画面を、プリセットとして提供する「Booster Pack for Okta CIC」を提供します。本製品を利用することで、現場担当者の負荷を減らし容易な導入を実現します。
Booster Pack for Okta CICの特長
多くの導入支援での知見を生かしたプリセットを提供
多くのOkta CICおよびOkta Customer Identity Solution(以下 Okta CIS)の導入支援を行ってきた経験で、各プロジェクトの中から不足する機能や画面を把握しています。これまでの豊富な知見を生かしたプリセットを提供します。
Okta CIC/CISに対して使いやすいアプリケーション構成
本プリセットは、お客様の要件に合わせて改修して適用します。オープンなプログラムで作られており、ラックで支援をした後の改修も可能です。
完全サーバーレスな構成
本プリセットのプログラムは、クライアントサイドで動作するSingle Page Application(SPA)で用意しています。特定のインフラは不要で、静的ホスティングサイトがあれば利用できます。
サービス項目
Okta CIC | Booster Pack | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
1 | ログイン画面 | ○ | Universal Loginを使用。 | |
2 | サインアップ | ○ | ||
3 | ユーザー情報更新 | ○ | ||
4 | アプリケーションの利用停止 | ○ | ||
5 | 退会(サービス全体の退会) | (○) | 要システム要件定義。 | |
6 | メールアドレスの変更 | ○ | ||
7 | アプリケーションの追加 | ○ | ||
8 | 利用規約同意取得 | (○) | 要システム要件定義。 | |
9 | 利用規約同意管理 | (○) | 要システム要件定義。 | |
10 | 利用規約の更新 | (○) | 要システム要件定義。 |
Okta CIC | Booster Pack | |
---|---|---|
1.ログイン画面 | ||
○ Universal Loginを使用。 |
||
2.サインアップ | ||
○ | ||
3.ユーザー情報更新 | ||
○ | ||
4.アプリケーションの利用停止 | ||
○ | ||
5.退会(サービス全体の退会) | ||
(○) 要システム要件定義。 |
||
6.メールアドレスの変更 | ||
○ | ||
7.アプリケーションの追加 | ||
○ | ||
8.利用規約同意取得 | ||
(○) 要システム要件定義。 |
||
9.利用規約同意管理 | ||
(○) 要システム要件定義。 |
||
10.利用規約の更新 | ||
(○) 要システム要件定義。 |
※ メールアドレス変更は、CIC単体としては対応可能ですが、連携アプリケーション側での対応も必要となるため、システム要件定義を行う前提とします。
※ 同意管理、規約の管理を厳密に行う必要がある場合には、サードパーティーの同意管理システムを推奨しています。CIAM製品で対応するかは、システム要件定義で検討します。
ご参考情報
Booster Pack for Okta Customer Identity Cloud
株式会社ラックについて
ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、1995年に日本初の情報セキュリティサービスを開始して以降、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線で活動する、情報セキュリティ分野のリーディング企業です。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。