ラック、自社研究所が発刊する「CYBER GRID JOURNAL Vol.9」を公開
~サイバーセキュリティ脅威に立ち向かう最先端の研究者の視点~
2020年3月19日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下ラック)は、自社の研究開発部門の「サイバー・グリッド・ジャパン®」の次世代技術開発センターが制作、発行する企業経営者向けレポートの最新号「CYBER GRID JOURNAL Vol.9」を、2020年3月19日に公開しました。
今回のレポートでは、サイバーセキュリティ脅威に立ち向かう研究者の視点とその人物像に焦点を当て、近い将来のセキュリティ対策の方向性や、彼らが何を考えその業務に取り組んでいるかを紹介します。
CYBER GRID JOURNAL Vol.9
1.特集:「マルウェアのDNA鑑定で系統を自動判定する」
日を追うごとに高度化、巧妙化していくサイバー攻撃。姿が見えずともインターネットの向こうに存在する攻撃者。彼らはどんな目的をもって、どんな手段で攻撃して来るのでしょうか?
迅速に攻撃者グループを特定することは、攻撃の傾向を予測し対策を講じる上で非常に重要です。そして限られた情報しかない中ではマルウェア解析職人の経験や蓄積された知識に頼らざるを得ませんでした。
しかし、次世代技術開発センター長の小笠原は「マルウェアのDNA鑑定によって、攻撃グループの系統を自動的に判定しプロファイリングできる」といいます。冒頭の特集記事では、小笠原自身がその秘密について解説します。
2.連載:リサーチャーの眼 第6回
「AIによる脅威予測 ~どこまで可能なのか~」
これまでマルウェアのAI検知技術はあっても、AIを用いた近い将来の脅威予測はありませんでした。この記事では、リサーチャーの庄司がその新しい分野の研究内容と展望を詳細に解説します。
3.座談会:研究開発のこれまでとこれから
~ラックのノウハウと研究の融合で「先回り防御」を実現したい~
次世代技術開発センターには、視覚障がい者による研究チームがあるのをご存じでしょうか?
視力というハンディキャップを持ちながらも、悪意のあるハッカーに果敢に立ち向かう彼らの実像に、インタビューを通して迫ります。
4.連載:ラックの顔 第9回
「サイバー攻撃を未然に防ぐために続ける、社会の意識改革への挑戦」
セキュリティソリューション企画開発室の田原は、ラックのセキュリティ事業の黎明期から技術面で事業を支えてきた「父」のような存在。そして、関は入社3年後の2008年からサイバー救急センターにてフォレンジックの腕を磨いてきた強者。常にセキュリティ技術の最先端を走ってきた2人による対談はどんな展開になるのでしょうか?
本レポートは、事業のセキュリティリスクを考えなくてはならない企業経営者はもとより、世の中のより多くの皆様へサイバーセキュリティの重要性をご理解いただくために発行しております。サイバー・グリッド・ジャパンでは、脅威情報の利活用推進、IoTやAIなど先端技術を駆使した研究開発に加え、社会啓発支援活動や人材育成にも取り組み、国内のサイバーセキュリティ意識の向上、裾野拡大に寄与できるよう活動を続けています。
本レポートの詳細はこちらでご確認いただけます。
CYBER GRID JOURNAL Vol.9
株式会社ラックについて
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」をはじめ、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。
* ラック、LAC、サイバー・グリッド・ジャパンは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。