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第12回情報危機管理コンテストで経済産業大臣賞を受賞しました!

「すごうで 2017」を通じて当社が夢の実現をサポートしている小高拓海さんから、「第12回情報危機管理コンテスト」決勝戦の体験談を寄稿していただきました。同コンテストは、5/24~26に和歌山県で開催された「第21回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム」の会場で並行して開かれた学生向けイベントで、リアルタイムでのトラブル解決力が試されます。
高等専門学校生チームの予選突破・決勝戦進出、そして優勝に相当する経済産業大臣賞の受賞は、10年余に及ぶコンテスト史上初の快挙です!まことにおめでとうございます!!

以下、小高さんによる体験記です。

「第12回情報危機管理コンテスト」決勝戦の体験記

こんにちは、「すごうで 2017」でお世話になっております、木更津高専の小高です。
5/24~26に行われた、第12回 情報危機管理コンテストに参加する機会が得られましたので、体験記を書かせていただきます。

私は、木更津高専の有志で構成されたチーム「Yone-labo」の一員として大会に参加しました。私以外のメンバーは、サーバーやネットワーク等の知識に精通したエンジニアが2人、電話応対や報告書作成等をするマネジメント担当が1人といった構成でしたので、私は彼らの様子を見ながら、現状の整理をしつつ、このコンテストの特徴である、電話やメールでの顧客対応や上司への報告などの「企業体としての能力」の点で評価が得られるよう、対応の順番などを考えていました。

実際の企業で働いたことのない身で、どのようにすればお客様に損害を与えないか、どのように対処するのが企業として正しいことなのかという、技術力以外の部分、しかし、社会に出てからは必須とも言えるスキルを試される大会でしたので、普段はできない貴重な体験ができ、非常に有意義な大会となりました。それと同時に、出題範囲が比較的低レイヤー系が中心だったこともあり、チームメイトに頼りがちになってしまったという点で、自分にはまだまだ知識も技術も全く足りていないなと思いました。

チーム「Yone-labo」の競技の模様
コンテスト決勝戦におけるチーム「Yone-labo」の競技の模様(右端が小高さん)

また、大会終了後に行われた、白浜シンポジウムに参加された方との交流会にも参加したところ、色々な方とお話することができました。その場には幅広い年齢層の方が多く参加しておられましたので、普段なら接点が得られないような方から貴重なお話をいただくことができ、自分の知見を更に深めることができたと感じています。海外の方もいらっしゃいましたが、自分の英語力の無さが原因で、満足に会話ができませんでした。改めて英語の重要性を感じる機会にもなったと感じています。

今回、チームメンバーや指導教員の米村恵一先生(木更津工業高等専門学校情報工学科准教授)をはじめ、私の今までの活動を支えてくださった多くの人達のおかげで、「経済産業大臣賞」をいただくことができました。今回の体験を無駄にすることがないよう、日々精進していきたいと思います。

経済産業大臣賞受賞後の記念撮影
経済産業大臣賞受賞後の記念撮影(右端が小高さん)

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