スマホの乗っ取りを目の前で体験！-京都府立すばる高校の情報科学科 見学編-

6月23日に、京都府立すばる高校の情報科学科2年生が、研修旅行の過程で会社見学にいらっしゃいました。ラックは、若い方にもセキュリティを身近に感じてもらえるよう、会社見学を受けています。

すばる高校は、平成28年度スーパープロフェッショナルハイスクールの指定を受ける※
など、情報セキュリティ人材育成に力を入れている学校です。

今回は、その一環として、京都府立すばる高校の研修旅行から、希望者32名にJSOC見学、会社紹介をしました。昨年7月に実施したセキュリティ実習「高校生が情報セキュリティに触れるきっかけを」の1年後輩にあたる生徒です。

会社見学に先立って、すばる高校卒業生（卒業後大学に進学）である当社の新入社員に挨拶をしてもらいました。

今回の研修見学では、先生から「体験型の何かを入れて欲しい」とリクエストがあったため、今回はスマホの監視アプリの体験をしてもらいました。監視アプリがインストールされたスマートフォンを遠隔操作し、通話履歴や位置情報の取得や、スマートフォンのカメラで勝手に写真撮影や録音をする実演を通して、危険なアプリが存在することと気をつけてアプリを使用する必要があることを感じてもらいました。高校生にはスマートフォンは身近な存在であったようで、会社紹介よりもよい反応でした。

その後、ラックのセキュリティ監視センターJSOCを見学いただきました。実際に目の前でログを解析している姿を見ながら、色々な質問が出ました。
なお、「どの程度のお給料をもらっているのか？」という高校生らしい直球の質問もありましたが、その質問にはセキュリティ上の理由で「ぼちぼち」とお答えしました。

会社見学によって、情報セキュリティに興味を持っていただいた生徒がいると嬉しいですね。

今後について
ラックは、京都府立すばる高校のスーパープロフェッショナルハイスクールの取り組みをサポートしています。
今後の取り組みについては、この場でも報告していきたいと思います。

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「幅広い教養と豊かな情操を基盤にして、高い情報技術・倫理観を持ち、
サイバー空間を「自由、公正かつ安全」に創出及び発展させる人材育成
プログラムの研究～全国初！産官学連携による情報セキュリティ人材育成～」
http://www.kyoto-be.ne.jp/subaru-hs/mt/school_life/2016/04/28sph.html