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IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティ
コンクール」2015のラック賞決定!

当該コンクールのラック賞受賞作品を選定理由と共に紹介します。

11月19日に、第11回IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」2015の受賞作品が決定し、IPAのウェブページで発表されました。

このIPAの取り組みは、小中高・高専生を対象に、情報モラル・セキュリティを題材とした作品を募集し、その中から各受賞作品を決定して発表しています。生徒自ら情報モラルやセキュリティを考え、意識を高めるきっかけとなることを目的としているそうです。弊社も後援する組織の一つとして、毎年ラック賞(優秀賞)を選定させていただいています。

対象作品の分類は、「標語」「ポスター」「4コマ漫画」の3つです。その他、「書写」や「行動宣言」もあるのですが、ここでは割愛します。弊社としては、それぞれ下記を選びました。

標語、ポスター

出典:第11回IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」2015受賞作品

本コンクールは、「情報モラル・セキュリティ」と名前がつくように、情報モラルと情報セキュリティの2つの観点の作品が混在しています。弊社は情報セキュリティを扱っている企業でもありますが、今回は結果的に情報モラルに関するものを選びました。

私にもコンクールに応募できる年齢の子供がいます。自分の子供にITに関して何から教えたかといえば、まずはモラルでした(使い方は教えなくても勝手に覚えます)。まだまだ年齢に合わせて少しずつ教えているところではありますが、情報セキュリティを伝える身で苦労しているのは、ITに対して面白さ・便利さよりも恐怖が先行しないようにすることです。

とはいえ、ITの変化はめまぐるしく、その状況に応じて安全な使い方を適宜指導することも難しいと思います。ITを積極的に活用するならば、最終的には個人が「考えて行動する」ことが求められると考えています。上記の「標語」と「ポスター」は、考えて行動する大切さが伝わってきたため、選びました。

最後に、「4コマ漫画」の選定理由ですが、これは純粋に "インパクト" です(笑)
4コマ漫画で一番多いテーマは「歩きスマホ」でした。面白い作品がたくさんあったのですが、基本4つのコマを見させる構成でした(当たり前ですね)。でも、歩きスマホって周囲をよく見ないで歩きますよね?歩きスマホしている人に訴えかけるには、パッと見のインパクトが重要だと思い、谷田部さんの作品を選びました。

小中高と年齢が上がるにつれて、絵や文章が上手な作品が増えるのですが、勢いは逆に若い子の方がありました。特に4コマ漫画を見ていてそう感じました。情報モラル、セキュリティへの感じ方や発想力に触れ、刺激をいただきました。ありがとうございました。

なお、副賞としてラック賞受賞者の方々には図書カードをお渡しします。
保護者の方と相談して、有意義に使っていただければ幸いです。

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