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「情報リテラシー啓発のための羅針盤(コンパス)情報活用編」第2.0版、「使い方ガイド」第2.1版を公開

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サイバー・グリッド・ジャパン

サイバー・グリッド・ジャパンでは、私たちの社会とインターネット環境を取り巻く社会情勢の大きな変化に対応するため、2019年3月に「情報リテラシー啓発のための羅針盤コンパス」を公開してから、現在までに4冊のシリーズ本を制作しました。

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サイバー・グリッド・ジャパン

そしてこのたび、「情報リテラシー啓発のための羅針盤コンパス 情報活用編(以下、情報活用編)」の内容を見直し、最新のICTの活用方法や事例、心構えなどを反映した「情報活用編」第2.0版を公開しました。

この記事では今回の改訂で何が変わったのか、どのような使い方ができるのかをご紹介します。

情報リテラシー啓発のための羅針盤(コンパス) 情報活用編

「情報活用編」第2.0版の特色

情報活用編は、「情報リテラシー啓発のための羅針盤」全4冊のうちの1冊です。

情報活用編は、ICTメディアや情報活用について整理し啓発すべき内容を記載。ICTメディアや情報活用のなかで発生するインシデントについて本編と連携している。

インターネットを使う際に起こりうるトラブルや、注意点を中心にまとめた「本編」、本編を補足するイラストを交えた図表・統計データを整理した「情報リテラシー啓発のための羅針盤 参考スライド集(以下、参考スライド集)」とは対照的に、日常生活の中でICTや情報メディアの活用シーンを「基本操作」、「情報を発信・共有する」、「遊ぶ」、「学ぶ・働く」、「売る・買う」、「ICTをもっと活用する」の6つのカテゴリに分類し、どのように活用できるかを示した「光の側面」を中心に編纂されたのが情報活用編です。

日常生活の中でICTや情報メディアの活用シーンを「基本操作」、「情報を発信・共有する」、「遊ぶ」、「学ぶ・働く」、「売る・買う」、「ICTをもっと活用する」の6つのカテゴリに分類

「情報活用編」第2.0版は何が変わったのか?

第2.0版では、「ICTをもっと活用する」という項目に、新しく「AIを活用する」を追加しました。AIを用いたサービスは、業務や創作活動のツールとして導入されているため既存の項目も見直しを行い、AIの活用方法や、利用上の注意点などを加筆しました。

情報活用編だけでも、ICTや情報メディアの活用方法を知る読み物として役立ちますが、本編や参考スライド集と一緒に参照することで、インターネットを利用する際のトラブル事例と、どのシーンで何をどう注意するべきか詳しく学べます。また、イラストも添えて見やすさについても改善を行っています。

情報活用編の活用場面

情報リテラシー啓発のための羅針盤は、公開されてから適宜アップデートを加え、組織や企業の研修資料、学校を対象とした情報モラル啓発講座等で広く活用されてきました。

  • 企業や組織の社内研修資料
  • サイバーボランティアの参考教材(情報モラル啓発の授業を児童・生徒へ行う授業計画を立てる際の参考資料)

その他、情報活用編は個人の学習にも利用できます。具体的な羅針盤の活用方法は「使い方ガイド」にも紹介していますので、ぜひご覧ください。

おわりに

情報リテラシーを啓発のための羅針盤シリーズは、これまでシリーズ累計で1万冊以上を配布(2023年12月末時点)しています。サイバー・グリッド・ジャパン ICT利用環境啓発支援室では、私たちを取り巻くインターネット環境を安全に利用できるよう、引き続き啓発活動を進めていきます。

今回リリースした情報活用編も、身近なICTを安全に活用し、生活を豊かにするために活用していただければと思います。

情報リテラシー啓発のための羅針盤 情報活用編

情報リテラシー啓発のための羅針盤 情報活用編

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