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ラック、自社研究所が発刊する「CYBER GRID JOURNAL Vol.17」を公開

~デジタル社会の新たな脅威「偽情報、誤情報、フェイク」~

2024年12月12日 | プレス

株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、研究開発部門「サイバー・グリッド・ジャパン」による研究成果報告書「CYBER GRID JOURNAL Vol.17」を、発行しました。本号では、「偽情報、誤情報、フェイク」をテーマに、デジタル社会における新たな脅威を多角的に分析・考察しています。

CYBER GRID JOURNAL Vol.17 表紙

背景と目的

近年、インターネットやソーシャルメディアを通じた「偽情報・誤情報」が急速に拡散され、社会的・安全保障的なリスクが顕在化しています。例えば、能登半島地震の際の救助要請を装った偽情報や、米国大統領選挙における情報操作事案など、日常生活に影響を及ぼす事例が増えています。

本号では、これらの問題に対応すべく、専門家の知見を活かし、技術的・社会的な解決策を模索する取り組みを公開しました。

CYBER GRID JOURNAL Vol.17目次と主な内容

  • 特集紹介:「偽・誤情報問題の概要」[鈴木悠]
  • 特集1:「戦略的なウソと企業の対応」[上田篤盛]
  • 特集2:「主体的に情報を活用するリテラシー」[尾方佑三子]
  • 特集3:「生成AIと偽情報の進化」[庄司勝哉]
  • その他:団体運営推進室の紹介、巻末コラムなど

特集内容のハイライト

  • 国内外における偽・誤情報問題の概要[執筆者:鈴木悠]
    偽情報が安全保障上の脅威とされる背景を概説し、日本および海外での対策状況を俯瞰的に整理。
  • 戦略的なウソと企業の対応[執筆者:上田篤盛]
    誤情報や偽情報が氾濫する中、企業がリスク管理の一環として独自の情報収集・分析を行う重要性を解説。
  • 主体的に情報を活用するリテラシーとは[執筆者:尾方佑三子]
    偽情報対策の鍵となる「情報リテラシー」の重要性を説明。特に生成AIの活用が急速に進む現状に対応する実践的な方法を提示。
  • 生成AIがもたらす偽情報の進化と対策[執筆者:庄司勝哉]
    偽情報の生成と拡散を加速させる生成AI技術の動向と具体的な対策を、事例を交えて紹介。

ラックでは、偽情報問題への対応を企業と社会の重要課題と位置付け、多角的な視点から研究・啓発活動を推進しています。本号が、読者の皆様の情報リテラシー向上や企業のリスク管理に寄与することを期待しています。

株式会社ラックについて

https://www.lac.co.jp/

ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、1995年に日本初の情報セキュリティサービスを開始して以降、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線で活動する、情報セキュリティ分野のリーディング企業です。

* ラック、LAC、サイバー・グリッド・ジャパンは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。

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