ラック社員のチームが、セキュリティ競技会「Hardening 2024 Convolutions」で、最優秀企業賞を受賞しました
2024年11月18日 | お知らせ
株式会社ラックの社員チームが、2024年10月16日から18日に沖縄で開催されたセキュリティ競技会「Hardening 2024 Convolutions」に参加し、最優秀企業賞(Most Valuable Vendor:MVV)を受賞しました。
Hardening 2024 Convolutionsは、サイバーセキュリティの実践的なスキルと知識を競うイベントです。産官学の有志メンバーによる「Hardening Project」が主催しており、2012年から毎年開催しています。参加者はチームを組み、仮想環境上に構築されたECサイトに対するサイバー攻撃やシステムの不具合に対して、8時間以内に対応しながら売り上げを最大化します。
また、参加チームが競技を行う中で、イベントのスポンサー企業が提供するサービスを活用できます。マーケットプレイス(MP)という制度で、ラックはこのスポンサーとして参加しました。提供したサービスは、サーバ監視サービスと、サーバとネットワークを守るためにチェックするべき項目をまとめたチェックシートです。監視サービスでは、外部からアクセス可能なDMZ(DeMilitarized Zone:外部と内部の中間に設けられるネットワーク)と、内部にある社内ネットワーク上に設置されるサーバを監視対象として、その上で動作するECサイトの死活監視およびログ監視を実施し、監視結果とラックの知見に基づく提言を行いました。チェックシートは、NIST SP800系文書とCIS Controls、MITRE ATT&CKをはじめとしたガイドラインやフレームワークに基づいて、ラックの知見からサーバとネットワークを守るためにチェックするべき項目をまとめて配布しました。
これらのサービスを提供し、内容のリアリティや収益性、サービス提供したチームへの貢献を評価され、最優秀企業賞を受賞しました。なお、ラックの参加メンバーは、デジタルペンテスト部の紺野 祐也、Pantuhong Sorasiri(パントゥヴォン ソラシリ)、稲川 マリエ、コーポレートIT推進部の山根 将司の4名です。
ラックは、今後もセキュリティの技術を磨く競技大会への参加を積極的に行ってまいります。