ラック、若手エンジニア支援プログラム"すごうで"の2024年度採択プロジェクトを「過去の自分と対話する究極のカウンセリングの実現」に決定
~自分自身のデジタルツインによるカウンセリングで、メンタルヘルスをサポート~
2024年3月29日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、ITに関する突出した技術力やアイデアを持った若者を支援するITスーパーエンジニア・サポートプログラム"すごうで"を運営しています。今回、最新の2024年度採択プロジェクトを、東京都在住の高校2年生 阿曽 祥大(あそ しょうた)さんと、山形県在住の高校3年生 清水 紘輔(しみず こうすけ)さんが提案する「過去の自分と対話する究極のカウンセリングの実現」に決定したことを、2024年3月29日に発表しました。
選考の結果、現実の空間で得たデータを仮想空間上で再現する、「デジタルツイン」によるカウンセリングサービスの開発が、最も高い評価を受けました。彼らの提案は、「過去の自分が、今の自分にとって最良のカウンセラーになるのではないか」という考えのもと、大規模言語モデル(Large Language Models:LLM)や、音声会話システムなどによって作成した自分自身のデジタルツインによるカウンセリングを通して、メンタルヘルスをサポートするというものです。
カウンセラーによるオンラインカウンセリングはすでに存在していますが、カウンセラーの要件を満たしたデジタルツインを開発してカウンセリングするという独自の着眼点や、デジタルツインが今後の広がりを感じさせる技術である点などが評価されました。2人は「ITを活用して世の中に無いものを作り、人々の生活をより良くすること」を行動理念とした共同研究を行っており、その姿勢が、「『ITで実現したい"思い"』を支援する」という"すごうで"の趣旨と最も合致すると判断しました。
ラックは2024年度中にエンジニアからメンターを選任し、2人の研究開発に必要な技術的助言を行うほか、開発環境の構築、希望する教材費や学会参加などの費用を最大100万円まで支援し、計画を実現するためのサポートを提供します。
ラックは今後も"すごうで"を通じ伸びゆく若者を支援し、次世代のIT社会を担う人材の育成と、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた活動を続けていきます。
株式会社ラックについて
ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、1995年に日本初の情報セキュリティサービスを開始して以降、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線で活動する、情報セキュリティ分野のリーディング企業です。
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