ラック、コーポレートベンチャーキャピタル案件として、zooba社への出資を実施
~SaaS管理の自動化ツールとsmart townの共創で、安心・安全なIoTデバイス管理の実現を目指す~
2023年10月24日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、コーポレートベンチャーキャピタルの第15号案件として、情報システム部門に向けたSaaSのアカウント管理・ライセンス管理サービスを提供する、株式会社zooba(本社:東京都渋谷区、代表取締役:名和 彩音、以下 zooba)への投資を2023年9月29日に実施しました。
ラックは、街全体のセーフティなデジタル活用により、活力ある地域の未来の街づくりを目指す「smart town事業構想」実現に向け、独創的な技術やアイデアを持つベンチャー企業との連携を図っています。これまでも、スマートシティ、デジタルヘルスなどの領域を中心に、社会的課題の解決に挑戦するベンチャー企業に投資し、その事業開発を支援してきました。
zoobaは情報システム部門や管理部門に向けた、SaaS管理の自動化ツール「zooba」のライセンス販売およびOEM提供、運用コンサルティング等、SaaS運用のトータルサポートを提供しています。「zooba」を利用することで、企業が利用するツールのライセンス状況をリアルタイムで可視化し、不明なアカウントや把握が困難な休眠アカウントなどを的確に把握できます。さらに、管理コストの最適化や情報セキュリティなどのリスク対応、コスト削減やガバナンスの向上が期待できます。
将来的にsmart townと「zooba」を連携させることで、自治体や重要インフラ※に関わる各IoTデバイス等の効率的でセキュアなアカウント管理を実現するために出資を決定しました。
※ 情報通信、金融、航空、空港、鉄道、電力、ガス、政府・行政サービス、医療、水道、物流、化学、クレジット、石油の14分野を重要インフラと政府が規定。
スマートシティ/スーパーシティの実現には、セキュリティに特化した技術を持つラックと地域の自治体、事業者との「共創」が不可欠です。ラックでは、今後も安全で快適な未来の街づくりに関心のある自治体、地域事業者とともに共創を進めてまいります。
株式会社zoobaについて
zoobaは、デジタル化が進む中で利用が加速するクラウドサービスの運用を専門とし、業務効率化とセキュリティ向上に貢献するコーポレートエンジニアによって設立されました。
企業・組織におけるガバナンスおよびセキュリティを強化するID管理サービス「zooba」を提供しています。組織のデータとアクセス管理を改善し、クラウドサービスの運用をサポートします。
株式会社ラックについて
ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、1995年に日本初の情報セキュリティサービスを開始して以降、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線で活動する、情報セキュリティ分野のリーディング企業です。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載している会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。