ラック、コーポレートベンチャーキャピタル案件として、ジオ・マーク社への出資を実施
~誰でも簡単に独自性の高い地図を制作できるSaaS「GEOMARK」とsmart townの共創で、地域のインフラ課題の解決を目指す~
2023年8月22日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、コーポレートベンチャーキャピタルの第12号案件として、目的特化型のデジタルマップの作成・解析・運用サービスを提供するジオ・マーク株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:岡崎 峻二郎、以下 ジオ・マーク)への投資を2023年7月31日に実施しました。
ラックは、街全体のセーフティなデジタル活用により、活力ある地域の未来の街づくりを目指す「smart town事業構想」実現に向け、独創的な技術やアイデアを持つベンチャー企業との連携を図っています。これまでも、スマートシティ、デジタルヘルスなどの領域を中心に、社会的課題の解決に挑戦するベンチャー企業に投資し、その事業開発を支援してきました。
ジオ・マークは、目的に特化したデジタルマップをノーコードで作成する「GEOMARK MAP ENGINE」と、スポット情報を複数のユーザーで分散管理できるデータベース「GEOMARK Wiki DataBase」の2種類のクラウドサービスを提供しており、独自性の高いデジタル地図の製作・管理を可能にします。さらに、現在はバスの運行状況等の情報を地図上に可視化して提供するサービスを開発中です。各地域の様々なエリア情報をデジタル化した地図から得られることで、利用者の利便性向上や効率的な事業運用のサポートに繋がります。
将来的に当社のsmart townと「GEOMARK MAP ENGINE」を連携させることで各地域における防災や、交通、観光、教育等の社会インフラ課題の解決を目指すために、出資を行いました。
スマートシティ/スーパーシティの実現には、セキュリティに特化した技術を持つラックと地域の自治体、事業者との「共創」が不可欠です。ラックでは、今後も安全で快適な未来の街づくりに関心のある自治体、地域事業者とともに共創を進めてまいります。
ジオ・マーク株式会社について
ジオ・マークは独自性の高い地図の制作管理が可能なクラウド型SaaS『GEOMARK』を提供するスタートアップ企業です。特定の用途・目的に特化した地図をノーコードツールで変換でき、スマホやPCを通じて、ユーザーにサービス提供できることが特長です。アプリのインストールが不要なWEBアプリのため、アクセス性が高く、これまで複数の自治体で採用実績があります。今後も移動と体験の価値を最大化することを方針に掲げ、クラウド機能にNFTなどのWEB3技術や、公共交通情報などのオープンデータ情報を融合した、より価値の高いサービスの展開を計画しています。
株式会社ラックについて
ラックは、サイバーセキュリティとシステムインテグレーションの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、1995年に日本初の情報セキュリティサービスを開始して以降、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線で活動する、情報セキュリティ分野のリーディング企業です。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。