ラック、コーポレートベンチャーキャピタル案件として、ノウタス社への出資を実施
~異業種の農業参入を後押しする「Farming as a Service」とsmart townの共創で、社会全体で農業に関わっていくサービスの開発を目指す~
2023年7月18日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、新規事業開発部が行うコーポレートベンチャーキャピタルの第11号案件として、農業の課題を解決するデジタルサービスの企画・開発を行うノウタス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:髙橋 明久、以下 ノウタス)への投資を2023年6月30日に実施しました。
ラックは、街全体のセーフティなデジタル利活用により活力ある地域の未来の街づくりを目指す「smart town事業構想」実現に向け、独創的な技術やアイデアを持つベンチャー企業との連携を図っています。これまでも、スマートシティ、デジタルヘルスなどの領域を中心に、社会的課題の解決に挑戦するベンチャー企業へ投資し、その事業開発を支援してきました。
ノウタスは、後継者問題やデジタル化の遅れなど農業における課題解決を目指して活動しています。農業を「知る」「関わる」「体験する」ことで人々の生活に農業を足す「アグリテインメント(農業×エンターテインメント)」サービスの企画と、サービスを自社だけでなく他の企業へも積極的に展開する「FaaS(Farming as a Service)」の2つの事業を軸に、デジタル技術や異業種でのビジネスモデルを農業に適用しています。他業界とのオープンイノベーションを積極的に推し進め、既存の優れたデジタルサービスを家族経営の農家向けに最適化していくことで、農業が抱える課題を解決する様々なサービスを提供しています。
将来的に当社のsmart townと、消費者が購入価格を自由に決められるノウタス社のECサイト「ノウタスモール」との連携、さらにラックが出資・支援している農業にICT技術を活用するアグリテック企業との連携など、第一次産業のDX化における共創を期待して出資を行いました。
スマートシティ/スーパーシティの実現には、セキュリティに特化した技術を持つラックと地域の自治体、事業者との「共創」が不可欠です。ラックでは、今後も安全で快適な未来の街づくりに関心のある自治体、地域事業者とともに共創を進めてまいります。
ノウタス株式会社について
ノウタスは、世の中の優れた技術や人々を農に取り入れることにより(農に足す)、農の課題を解決する(農のたすけになる)ことを目指し、農家出身者や現役農家が集まって設立した会社です。社会全体が農に関わっていくための仕組みとしてアグリテインメント(農+エンターテインメント)サービスの企画開発を行っています。また、異業種企業の農業参入や、農業を観光資源としたまちづくりを支援する農業SaaS(Farming as a Service)を企画開発し、現在は複数の地方自治体への導入を推進中です。
株式会社ラックについて
ラックは、システムインテグレーションとサイバーセキュリティの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、日本初の情報セキュリティサービス開始から25有余年にわたり、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線に立ち、情報セキュリティ分野のリーディング企業としても成長を続けています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。