ラック、コーポレートベンチャーキャピタル案件として、Opening Line社への出資を実施
~ブロックチェーン技術を活用したファイル共有システムとtown/smartX事業の共創で、セキュリティ性の高い管理サービス開発を目指す~
2023年6月 5日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、新規事業開発部が行うコーポレートベンチャーキャピタルの第10号案件として、ブロックチェーン技術を活用したサービス開発を行う株式会社Opening Line(本社:東京都港区、代表取締役:佐々木 亮一、以下 Opening Line)への投資を2023年3月10日におこないました。
ラックは、街全体のセーフティなデジタル利活用により活力ある地域の未来の街づくりを目指す「smart town事業構想」実現に向け、独創的な技術やアイデアを持つベンチャー企業との連携を図っています。これまでも、スマートシティ、デジタルヘルスなどの領域を中心に、社会的課題の解決に挑戦するベンチャー企業へ投資し、その事業開発を支援してきました。
Opening Lineは、ブロックチェーン技術を使用したアプリケーション開発に取り組んでいます。同社が開発する次世代型ファイルセキュリティシステム「JUGGLE(ジャグル)」は、アップロードするファイルに対し、安全性の高いパスワードを自動で生成し、ブロックチェーン技術により暗号化し、秘匿性の高いファイル共有の環境を実現します。将来的に当社のsmart townと、自治体や重要インフラ※の基幹システムにあるデータを連携させる際にJUGGLEを利用することで、セキュリティの強化が期待できるため出資を行いました。
※ 情報通信、金融、航空、空港、鉄道、電力、ガス、政府・行政サービス、医療、水道、物流、化学、クレジット、石油の14分野を重要インフラと政府が規定。
スマートシティ/スーパーシティの実現には、セキュリティに特化した技術を持つラックと地域の自治体、事業者との「共創」が不可欠です。Opening Lineは、開発したサービスのセキュリティ品質を最優先に検証しています。その際に、ラックが提供するセキュリティ診断サービスを採用し、ユーザーが利用するWebサイトの脆弱性を徹底的に調査して提供するといった取り組みが既に実現しています。
ラックでは、今後も安全で快適な未来の街づくりに関心のある自治体、地域事業者とともに共創を進めてまいります。
株式会社Opening Lineについて
https://www.opening-line.co.jp
Opening Lineはブロックチェーン技術を活用した次世代型ファイルセキュリティシステム「JUGGLE」の開発・販売、環境省の"食とくらしの「グリーンライフ・ポイント」推進事業"において、食品ロスの削減、生産段階でのポイント発行・トレーサビリティ等、ブロックチェーン技術を活用した社会実装を行い、「安心・安全・協調」社会を実現することを目指しております。
株式会社ラックについて
ラックは、システムインテグレーションとサイバーセキュリティの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、日本初の情報セキュリティサービス開始から25有余年にわたり、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線に立ち、情報セキュリティ分野のリーディング企業としても成長を続けています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。