ラック、コーポレートベンチャーキャピタル案件として、KEYes社への出資を実施
~スマホで開けるキーレス南京錠システム「スマート南京錠」とtown/smartX事業の共創で、自治体など重要インフラ施設の安全な管理サービス開発を目指す~
2023年4月12日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、新規事業開発部が行うコーポレートベンチャーキャピタルの第9号案件として、スマートフォンにインストールした専用アプリで解錠操作できるキーレスの南京錠を提供するKEYes株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:野寄 朋彦、以下 KEYes)への投資を2023年2月28日におこないました。
ラックは、街全体のセーフティなデジタル利活用により活力ある地域の未来の街づくりを目指す「town/smartX事業構想」実現に向け、独創的な技術やアイデアを持つベンチャー企業との連携を図っています。これまでも、スマートシティ、デジタルヘルスなどの領域を中心に、社会的課題の解決に挑戦するベンチャー企業へ投資し、その事業開発を支援してきました。
KEYesは、スマートフォンで解錠操作ができる、スマート南京錠システムの開発・サービス提供をしています。専用のアプリ『KEYesアプリ』を使用することで簡単に操作ができ、「いつ・誰が・どこで」解錠したかの履歴データ管理や、解錠権限の設定が可能です。本サービスを利用すると、実物の鍵の管理から解放され、鍵の紛失や勝手に複製を作られてしまうリスクを減らせます。将来的に当社のsmart townのデータと連携させることで、自治体や重要インフラ※に関わる企業の施設管理サービスの開発を目的とし、出資を行いました。
※ 情報通信、金融、航空、空港、鉄道、電力、ガス、政府・行政サービス、医療、水道、物流、化学、クレジット、石油の14分野を重要インフラと政府が規定。
スマートシティ/スーパーシティの実現には、セキュリティに特化した技術を持つラックと地域の自治体、事業者との「共創」が不可欠です。ラックでは、今後も安全で快適な未来の街づくりに関心のある自治体、地域事業者とともに共創を進めてまいります。
KEYes株式会社について
KEYes株式会社は南京錠をスマホで開けることができるスマートロックのシステムを開発・提供しています。
ボタンを押すことでスマートフォンとBluetoothで無線通信し、スマホのアプリから信号を送り返すことで解錠できるため、鍵の受け渡しの手間が省ける時間効率、鍵の紛失や複製に関わる防犯、Webで解錠履歴が一元管理できる利便性、直行直帰やリモートワークにも適し働き方改革に繋げるなど、鍵にまつわるあらゆる問題解決に取り組んでいます。
株式会社ラックについて
ラックは、システムインテグレーションとサイバーセキュリティの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、日本初の情報セキュリティサービス開始から25有余年にわたり、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線に立ち、情報セキュリティ分野のリーディング企業としても成長を続けています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。