ラック、コーポレートベンチャーキャピタル案件として、CollaboGate Japan社への出資を実施
~分散型IDを活用したIoTデータセキュリティプラットフォーム「NodeX(ノードクロス)」と、town/SmartX事業の共創でIoT機器の「真正保証」を実現する~
2023年2月15日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、新規事業開発部が行うコーポレートベンチャーキャピタルの第7号案件として、IoTデバイスの「真正保証」を行う分散型IDを活用したIoTデータセキュリティプラットフォーム「NodeX(ノードクロス)」を開発、提供するCollaboGate Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三井 正義、以下 CollaboGate Japan)への投資を2022年12月2日におこないました。
ラックは、セーフティなデジタル利活用により活力ある地域の未来の街づくりを目指す「town/SmartX事業構想」実現に向け、独創的な技術やアイデアを持つベンチャー企業との連携を図っています。これまでも、スマートシティ、デジタルヘルスなどの領域を中心に、社会的課題の解決に挑戦するベンチャー企業へ投資し、その事業開発を支援してきました。
CollaboGateは、分散型IDを活用したIoTデータセキュリティプラットフォーム「NodeX(ノードクロス)」を提供しています。IoT機器やデバイスのメーカーは、NodeXを活用することで、インフラ構築・運用コストを従来の1/10以下に抑えながら、なりすまし、データ漏洩・改竄、不正アクセスなどのインシデントリスクを低減し、IoTソリューションを安全に素早くお客様に届けることができます。
当社はスマートシティ・スーパーシティ向け「town/SmartX事業構想」のもと、地域に向けてセキュアなデータプラットフォームの提供を進めています。IoTデバイスの「真正保証」は、安全な未来の街づくりに不可欠な要素として捉えており、CollaboGate Japanの技術・サービスとの連携に着目し、出資をおこないました。
スマートシティ/スーパーシティの実現には、セキュリティに特化した技術を持つラックと地域の自治体、事業者との「共創」が不可欠です。ラックでは、今後も安全で快適な未来の街づくりに関心のある自治体、地域事業者とともに共創を進めてまいります。
CollaboGate Japan株式会社について
CollaboGateは、「データインフラをシンプルにすることで、産業の変革を支える」ことをミッションに掲げるディープテックスタートアップです。2019年から分散型IDの国際標準化を推進し、同技術を活用したIoTデータセキュリティプラットフォーム「NodeX(ノードクロス)」を提供しています。現在、国内外のさまざまな産業・分野のメーカーから、IoTデータセキュリティに関するご依頼やご相談を頂いており、すでに東芝テック株式会社やPFU株式会社などの大手メーカーと製品採用に向けたプロジェクトを進めております。今回の資金調達を機に、技術者および事業開発人材の採用強化をグローバルで行っていきます。
株式会社ラックについて
ラックは、システムインテグレーションとサイバーセキュリティの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、日本初の情報セキュリティサービス開始から25有余年にわたり、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線に立ち、情報セキュリティ分野のリーディング企業としても成長を続けています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。