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ラック、コーポレートベンチャーキャピタル案件として、ビードットメディカル社への出資を実施

~最先端のがん治療を実現する「超小型陽子線がん治療装置」とtown/SmartX事業の共創で高度な地域医療サポートを目指す~

2023年2月 2日 | プレス

株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、新規事業開発部が行うコーポレートベンチャーキャピタルの第8号案件として、超小型陽子線がん治療装置を開発する株式会社ビードットメディカル(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:古川 卓司、以下 ビードットメディカル)への投資を2022年11月30日におこないました。

ラックは、街全体のセーフティなデジタル利活用により活力ある地域の未来の街づくりを目指す「town/SmartX事業構想」実現に向け、独創的な技術やアイデアを持つベンチャー企業との連携を図っています。これまでも、スマートシティ、デジタルヘルスなどの領域を中心に、社会的課題の解決に挑戦するベンチャー企業へ投資し、その事業開発を支援してきました。

ビードットメディカルは、「超小型陽子線がん治療装置」を開発し、製品化を通じて患者様の未来をより豊かなものにしていこうと取り組んでいます。がんの三大治療法のひとつである放射線治療は切らずに通院でできるがん治療であり、近年はその中でも線量集中性に優れ、副作用の少ない陽子線治療が注目を集めています。しかし、その装置の大きさと高いコストから病院への導入が進まず、「良い治療なのに普及しにくい」という問題を抱えています。同社は、大幅に小型化した陽子線がん治療システムを実現することで導入コストを下げ、これまでスペースやコストを理由に陽子線治療を断念していた病院への導入を可能にし、誰もが陽子線治療を受けられる社会の実現を目指しています。その社会貢献性の高さから、将来的に当社のsmart townの活用をはじめ、医療データを扱うソリューション開発などの共創が見込まれるため出資をおこないました。

スマートシティ/スーパーシティの実現には、セキュリティに特化した技術を持つラックと地域の自治体、事業者との「共創」が不可欠です。ラックでは、今後も安全で快適な未来の街づくりに関心のある自治体、地域事業者とともに共創を進めてまいります。

株式会社ビードットメディカルについて

https://bdotmed.co.jp/

株式会社ビードットメディカルは、放射線医学総合研究所(放医研)発のスタートアップで、放医研で培った高度な技術と経験を活かし、がん治療の常識を覆す「超小型陽子線がん治療装置」を開発しています。「PROTON for everyone 陽子線がん治療を世界中に」をミッションに掲げ、世界中の誰もが平等に陽子線がん治療を受けられる社会を目指しています。

株式会社ラックについて

https://www.lac.co.jp/

ラックは、システムインテグレーションとサイバーセキュリティの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、日本初の情報セキュリティサービス開始から25有余年にわたり、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線に立ち、情報セキュリティ分野のリーディング企業としても成長を続けています。

* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
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