ラックが、ランサムウェア対策をわかりやすく解説する書籍を発刊
~ランサムウエアから会社を守る~身代金支払いの是非から事前の防御計画まで~
2022年11月18日 | お知らせ
このたび、ラックのサイバー救急センターが上梓した書籍『ランサムウエアから会社を守る~身代金支払いの是非から事前の防御計画まで』が2022年11月21日に発刊されます。
本書籍は、現在大企業から中小企業、教育機関から病院にいたるまで、システムを使用不能にして金銭を要求することで社会問題になっている"身代金要求型のサイバー攻撃「ランサムウェア」"について、攻撃手法や被害発生時の対応を解説しています。
執筆したサイバー救急センターは、サイバーインシデント(事件・事故など)発生時に、初動対応から事業再開までを支援するサイバー領域の救急対応(エマージェンシーレスポンス:ER)チームです。
同チームではこれまで4,000件以上の事故対応実績があり、2022年度の出動件数は約500件にものぼります。
いま最も関心を集めるランサムウェアを取り上げ、実際に発生した事件を元にした仮想ドキュメンタリーとして紹介するなど、臨場感あふれる内容となっています。また、経営層や組織の管理職の方にも読んでいただけるよう、専門用語を極力減らした内容となっています。
ランサムウェア被害は、バックアップデータも暗号化され、事業停止に陥る深刻な事態を引き起こします。サイバー攻撃による経営リスクへの備えとして、当書籍を一読いただくことを強くお勧めします。
著者:株式会社ラック 佐藤 敦、漆畑 貴樹、武田 貴寛、古川 雅也、関 宏介(監修)
出版社:日経BP
価格:2,640円(税込)
発売日:2022年11月21日
ISBN-13:9784296200887
目次
- 仮想ドキュメンタリー1 被害の発覚
- 第1章 ランサムウェアは企業経営に大きな打撃を与える
- 仮想ドキュメンタリー2 臨時取締役会
- 第2章 ランサムウェア被害に遭ったらどのような判断をするべきか
- 仮想ドキュメンタリー3 復旧への道のり
- 第3章 ランサムウェア被害に遭ったらどのような技術対応をするべきか
- 仮想ドキュメンタリー4 攻撃者たちの日記
- 第4章 ランサムウェアによる手口と攻撃者像
- 第5章 ランサムウェアによる被害を抑えるには