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ラック、Z世代に向けてスマホアプリ利用時のセキュリティ意識調査を実施

~約7割が個人情報の登録に抵抗感、高まるアプリ開発におけるセキュリティ対策の必要性~

2022年4月 6日 | プレス

株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、Z世代(12歳~22歳と定義)を対象に、利用しているスマホアプリの種類、スマホアプリ利用時のセキュリティ意識や対策実施状況などの調査を実施し、結果をまとめたホワイトペーパーを2022年4月6日に公開しました。

調査内容(抜粋)

1:アプリ利用に関する基本調査

スマートフォンで利用しているアプリの種類を聞いたところ(複数回答可)、第1位は「ゲーム」、第2位は「写真/ビデオ」、第3位は「ミュージック」となりました。ゲームは手軽に隙間時間でプレイできるので、男女問わず人気が高いアプリだと言えます。

写真/ビデオアプリはSNSとの親和性が高いため、若年層のコミュニケーションツールと組み合わせて使用されていると考えられます。特に写真/ビデオアプリは、女性の利用者が男性に比べ多い傾向にありました。ミュージックアプリは移動中や1人時間をリラックスして過ごすために男女とも利用者が多い結果となりました。

「利用しているアプリの種類」を尋ねる設問の回答結果。回答が多い順に「ゲーム」、「写真/ビデオ」、「ミュージック」その後「ショッピング」「天気」などが続いている。

2:セキュリティ・プライバシーの認知度・実施率

スマホアプリを使用する際に、セキュリティやプライバシーについて意識しているかについて聞いたところ、「意識している」と回答した人は22.0%、「やや意識している」は39.2%、「あまり意識していない」は9.4%、「意識していない」は9.4%、「どちらでもない」は20.0%でした。「意識している」、「やや意識している」を合わせると61.2%となり、若年層の多くがセキュリティやプライバシーを意識していることが分かりました。企業であれば、セキュリティやプライバシーへの対応をビジネス課題として取り組むことが当たり前ですが、デジタルネイティブな若年層にとっても、普段の生活でスマホアプリを使用する際にセキュリティやプライバシーを意識していることが明らかとなりました。

また、「あまり意識していない」、「意識していない」という回答も18.8%おり、セキュリティやプライバシーへの意識が低い若年層も存在します。このことから、生活の一部としてスマホアプリが使用されている現代において、若年層に対するアプリ利用時のセキュリティやプライバシーに関する意識啓発の重要性が、今後より一層高まると考えられます。さらにアプリ提供者がセキュリティやプライバシーに配慮したアプリ開発を実施するなど、安全にアプリを利用できる環境整備が必要です。

「スマートフォンアプリを使用するときセキュリティやプライバシーについて意識しているか」をいう設問の回答結果

3:アプリ上で個人情報を登録することへの抵抗感

アプリ上での個人情報の登録に抵抗感があるか聞いたところ、「抵抗感がある」と回答した人は71.6%、「抵抗感がない」は28.4%でした。前述の通り、アプリを使用する際、プライバシーに関する情報をアプリが閲覧することに抵抗があることに加え、アプリに個人情報を登録することに抵抗を感じる若年層が多いようです。そのため、アプリに登録された個人情報はアプリを利用する際にのみ使用が認められるように、アプリ開発者が責任をもって、個人情報を保護できる仕組みを実装していくことが重要です。また、個人情報漏えいなどの万が一に備え、暗号化サービスをアプリに組み込むなどのセキュリティ対策が必要です。

「アプリ上で個人情報を登録するときの抵抗感はあるか」と尋ねた設問の回答結果

このようなZ世代向けにセキュリティ意識に関する、より詳細な調査結果を「Z世代スマホアプリのセキュリティ意識調査」と題したホワイトペーパーにまとめました。

ご希望の方は、下記ダウンロード申込フォームよりお申し込みください。

調査概要

調査方法 WEBアンケート
調査期間 2021年11月17日(水)~2021年11月21日(日)
有効回答数 500件
回答者属性 年齢:12歳~22歳

株式会社ラックについて

https://www.lac.co.jp/

ラックは、システムインテグレーションとサイバーセキュリティの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、日本初の情報セキュリティサービス開始から25有余年にわたり、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線に立ち、情報セキュリティ分野のリーディング企業としても成長を続けています。

* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
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