ラック、長崎県立大学とスマートシティを支えるIoTの安全な利活用に関する共同研究を開始
~デジタルを活用した未来の街づくりのセキュリティ・セーフティの実現を目指して~
2021年10月 1日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、高度なICT利活用により創る「未来都市・スマートシティ」実現の障害となる様々な課題を解決するため、長崎県立大学(所在地:長崎県佐世保市、学長:木村 務)と、都市や街におけるICTの実使用環境を再現して様々な試験を行う産学連携の共同研究を推進します。
本研究の最終的な目的は、スマートシティにおける各種IoTデバイスを安全に管理するための脅威管理基盤の構築・運用技術を確立することです。そのために、2021年5月19日に発表した長崎県立大学とラックと長崎県長与町との連携協定を活用し、長与町内に設置した各種IoTセンサーに対する脅威分析、管理・検証方法の確立、基盤の構築方法等の研究を行い、クラウド上での試験環境機能提供を目指していきます。
ラックは、地域のスマートシティに関連する取り組みとして、防災・減災等の先端サービス適用も可能なプラットフォームの実現を進めています。その際、安全管理に使われる各種センサーの安全性を担保するための接続元となるIoTデバイスの身元保証やデータの安全性確認を目的とした機能を提供していきます。これは、2020年7月3日にラックが発表した「town/SmartX事業構想」の一環となります。
ラックは、本共同研究を通して、街全体を見守る総合的なセーフティ・サービスの実現を目指し、「town/SmartX事業構想」の実現を推進していきます。今後も社会実装が期待される先端サービスの実現等により地域活性化を目指して社会に貢献してまいります。
ご参考情報
スマートシティ・スーパーシティ向け「town/SmartX事業構想」
長崎県立大学について
長崎県立大学には、佐世保校(佐世保市川下町)とシーボルト校(西彼杵郡長与町)の2つのキャンパスがあります。2つの地域で発展してきた両校は、平成20(2008)年に統合しました。以来、新しい時代に挑戦し続ける人材を育成するため、持続可能な地域づくりに貢献し、地域の未来を拓く拠点となっています。古くから海外に開かれた長崎の歴史・文化・地理的特性を背景に、この地ならではの実践的な学びを展開し、国際性と地域性を兼ね備えた人材を数多く輩出しています。
株式会社ラックについて
ラックは、システムインテグレーションとサイバーセキュリティの豊富な経験と最新技術で、社会や事業の様々な課題を解決するサービスを提供しています。創業当初から金融系や製造業など日本の社会を支える基盤システムの開発に携わり、近年ではAIやクラウド、テレワークなどDX時代に適した最新のITサービスも手掛けています。また、日本初の情報セキュリティサービス開始から25有余年にわたり、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC、サイバー救急センター、脆弱性診断、ペネトレーションテストやIoTセキュリティなど常に最新のサイバー攻撃対策や事故対応の最前線に立ち、情報セキュリティ分野のリーディング企業としても成長を続けています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。