一般社団法人化した「日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会(NCA)」に幹事会員として参画
~日本の更なるサイバーセキュリティ対策の底上げを積極的に支援~
2020年5月12日 | お知らせ
一般社団法人日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会(以下 NCA)が、2020年4月1日付けで一般社団法人化したことを、 5月12日に発表しました。当社は、幹事会員として引き続き参画します。また、当社社員である村上晃が、初代理事長を拝命いたしました。
コンピュータウイルスやサイバー攻撃などにより、機密情報の窃取や個人情報漏えいなどの問題(インシデント)が数多く発生し、対応を迫られる企業や組織が増加しています。そこで、近年では平時にはコンピュータやネットワーク上で大きな事故につながるインシデントが起きていないかを監視し、不審な事象の発生時には、その原因調査や影響範囲の確認を即座に行うコンピュータセキュリティインシデント対応チーム(CSIRT:Computer Security Incident Response Team、シーサート)を作る企業が増えてきました。
NCAは、2007年に当社も発起人として参画し、任意団体として設立。CSIRT活動を自組織や業界の枠組みを超えて共通の課題を解決する場として活動を進め、2019年末時点で多業種にわたる408チームが加盟し、草の根レベルでの産官学連携を推進してきました。
ITシステムが社会基盤となった現在、安全・安心して利用できる「健全な情報社会」を支えるためには、これまで以上にCSIRT同士の連携が重要となります。ラックは、NCAの活動をより盤石にする一般社団法人化を支持し、今後とも日本のサイバーセキュリティ対策の底上げに向け取り組んでまいります。
NCAプレスリリース:一般社団法人「日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会」の発足および活動開始について
株式会社ラックについて
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」をはじめ、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。
一般社団法人日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会(NCA)について
NCAは、2007年に任意団体として設立。2019年11月に一般社団法人化、2019年年末時点で408チームが加盟。CSIRT活動を自組織や業界といった枠組みを超えて共通の課題を解決する場として活動を進めている。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。