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2020年 社長年頭挨拶(要旨)

2020年1月 6日 | お知らせ

当社代表取締役社長 西本逸郎による、ラックグループ社員向けの年頭挨拶(要旨)を下記の通りお知らせします。

皆さん、あけましておめでとうございます。

今年は子年です。前回の子年は2008年であり、まず思い出されるのは世界中で深刻な金融危機に発展したリーマンショックです。そのなかで、米国では史上初となるアフリカ系アメリカ人のオバマ大統領が誕生し、中国として初の開催地となった北京オリンピックが開催されました。また、iPhoneが日本に初上陸して先進的な利用者が飛びつくなど、新しい時代への転換を思わせる年でもありました。その後、Androidも登場し、LINEやTwitter等により、多くの人々がスマホ中心の生活スタイルに変革しました。今では当たり前になったクラウドも、言葉だけが先行している状況であったのが前回の子年でした。

さて、新たな希望に満ち溢れた十二支の始まりです。デジタル文明の開化です。これからも様々な新しいものが生み出され、そして定着していくことでしょう。昨年、年頭の挨拶で「辛抱を楽しみながら全体最適に挑戦しましょう」と申し上げました。その通り私たちは辛抱ながら新しい進化に向けて改革を進めてまいりました。働き方改革の推進、お客様に向き合う事業部制の継続推進、言葉で語る経営計画の策定、全体最適への一里塚となる次期基幹システムの開発推進などです。

また、「どこよりも道具を上手く使いこなせる組織作りに挑戦しましょう」ともお願いしました。新しい道具としてTeamsなどOffice365の順次導入も行いました。少しずつですが新しい道具を活用した仕事の進め方も定着し始めていると実感しています。しかし、会社としてはデジタル文明開化の恩恵にあずかっているとは言えません。日々の仕事でデジタル文明を徹底活用できるようにチャレンジしてまいりましょう。

ただし、このデジタル文明は、放っておくと脆弱な面が露呈し滅ぶか暴走して私たちを苦しめることにもなりかねません。SI事業にしろセキュリティ事業にしろ、私たちの果たす役割もますます大きくなっていきます。デジタル文明社会において、なくてはならない会社を目指し、新たな十二年の始動を楽しみましょう。

以上

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