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ASEAN加盟国のセキュリティ人材育成への技術協力について

~「日 ASEAN サイバーセキュリティ能力構築センター」の実践的な演習コンテンツの開発・提供を支援~

2018年10月 3日 | お知らせ

当社は、タイ電子取引開発機構(ETDA:Electronic Transactions Development Agency)が開所するトレーニングセンター「日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター(AJCCBC:ASEAN-Japan Cybersecurity Capacity Building Centre)」(以下 本センター)において、日本電気株式会社(以下 NEC)が現地法人のNECタイ(NEC Corporation(Thailand)Ltd.)を通じて受託したサイバーセキュリティ演習プログラムの開発およびトレーニングの提供を支援いたします。

市場成長が著しいASEAN地域において経済発展を支える情報システム基盤の安全対策は不可欠です。増大するサイバー脅威に対応するため、質の高い人材育成は急務であり、実践的なトレーニングの機会が求められています。

なお本件は、「日・ASEAN 統合基金 2.0」(JAIF:Japan-ASEAN Integration Fund)のプロジェクトの一環として総務省が推進し行われるもので、ASEAN加盟国の政府や重要インフラ企業のサイバーセキュリティ人材育成を目的としています。

ラックは、本センターおいてNECが提供する「ネットワークフォレンジック演習」と「マルウェア解析演習」の2つの演習コンテンツに関して、開発の支援を行うと共に、専門技能を必要とする講師の派遣をいたします。

この演習は、ラックが運営する日本最大級のセキュリティ監視センターJSOC®でのリアルタイムセキュリティ脅威分析や、緊急対応サービスで培った経験をもとに実践的な内容で構成されています。

トレーニングは、2019年5月までに計6回の開催を予定しており、約150名の参加を見込んでいます。

今後もラックは、時代の変化に目を向け、お客様の要望に耳を傾け、ASEAN地域の発展に寄与することで日本の成長に貢献します。

以上

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株式会社ラック シンガポール支店
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