ラック、セキュリティ事業拡大に向けアジアンリンク社を子会社化
~運用監視サービスを中心とするセキュリティ人材を確保~
2018年2月14日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 西本 逸郎、以下当社)は、セキュリティ事業拡大に向けたセキュリティ人材確保のため、株式会社アジアンリンク(本社:東京都品川区、代表取締役社長 田邊 克重、以下アジアンリンク)の全株式を取得し、100%子会社化することを決定しましたのでお知らせします。
情報セキュリティ人材は、2020年には20万人不足すると予測されており、その確保と育成はあらゆる産業においても喫緊の課題となっています。このような状況下において当社は、主力サービスであるセキュリティ監視センター「JSOC」による運用監視サービスを中心にサービスの高度化や規模拡大を進めていますが、セキュリティ対策需要の伸長に伴って人材が逼迫するなか、その確保が重大な経営課題となっています。
アジアンリンクは、ネットワーク構築を軸としたシステムインテグレーション事業・コンサルティング事業・ITエンジニア派遣事業を長年にわたり展開しており、システムインテグレーション・ネットワークインテグレーション分野における経験豊富な技術者が多数在籍しているだけでなく、その採用や育成にも独自の強みを持っています。アジアンリンクとは、これまでも運用監視システムの保守・メンテナンスなどサポート業務において協力関係にあり、このたびセキュリティ事業のさらなる拡大に向けた事業基盤の強化を図ることを目的に同社を子会社化することといたしました。
当社は今後とも、新卒採用やキャリア採用の強化、さらにはM&A等によるセキュリティ人材の確保と育成を基軸に事業基盤をより強化し、セキュリティ事業拡大に取り組んでまいります。
会社概要
会社名 | 株式会社 アジアンリンク |
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代表者 | 代表取締役社長 田邊 克重 |
設立 | 2007年8月1日 |
資本金 | 3,000万円 |
所在地 | 東京都品川区東品川2丁目2番4号 天王洲ファーストタワー 18F |
従業員数 | 211名(連結) 112名(単体)(2017年9月30日時点) |
事業内容 | システムインテグレーション事業 コンサルティング事業 エンジニア派遣事業 |
出資概要 | 出資目的:セキュリティ事業の拡大に向けた人材確保 出資比率:100.0%(200株) 払込日:2018年4月2日(予定) |
株式会社ラックについて
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」「マーケティング・オートメーション支援」「ビッグデータ・アナリティクス」を始め、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。2015年、2016年には日本市場におけるセキュリティサービスの実績、事業戦略が高く評価され、総合力を有する企業として米フロスト&サリバンから年間最優秀賞を受賞しています。
株式会社アジアンリンクについて
アジアンリンクは、2007年、ネットワークインテグレーション事業で創業しました。以来、システム開発事業やコンサルティング事業など、創業以来培った技術力と豊富な経験に基づき、お客様から高い評価を得ています。近年サイバーセキュリティ分野に注力しており、コンサルティングから導入・運用支援まで官公庁や大手上場企業をはじめ、多くのお客様のニーズに合わせた最適なソリューションを提供しています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。