ラック、「企業の成長」と「社員の幸せ」の両立を支援する「働き方改革支援サービス」を提供
~クロスリバー社の「働き方改革メソッド」を採用し、職場改革とIT活用推進を強力に支援~
2017年9月27日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下ラック)は、企業の関心が急速に高まっている「働き方改革」に関して、株式会社クロスリバー(本社:東京都港区、代表取締役社長:越川 慎司、以下クロスリバー)と協力し、企業の職場の分析と働き方改革に効果的なITの積極活用を支援する、「働き方改革支援サービス」の提供を開始します。
「働き方改革」は、日本の企業文化、日本人のライフスタイル、日本の働くということに対する考え方そのものに着手する改革です。安倍内閣は働き方改革の実現のため、安倍首相や働き方改革担当大臣などで構成された働き方改革実現会議を組織し、働き方改革実行計画を策定しました。多くの企業が働き方改革への着手を宣言するなど、いまや「働き方改革」の推進は大きな潮流となっています。
「働き方改革」の目的は、企業の競争力や価値を抜本的に高めることにあります。この目的を達成するには、人材の獲得や育成、生産性の向上、働きやすい職場環境づくり、革新的技術創出に取り組まなければなりません。しかし多くの企業にとって、組織や人事評価の改革、社員の意識改革、職場環境の改革という膨大な変化を消化することは容易ではありません。
ラックは自社の「働き方改革」について、独自の「働き方改革メソッド」を持つクロスリバーの支援のもと、経営層が主体となって推進しています。クロスリバーは、『働き方改革は「企業の成長」と「社員の幸せ」の両立により達成される』と提唱しており、職場の現状分析や課題の洗い出しを徹底して行うことで、改革に必要な取組みを具体的に示します。
ラックは、自社の「働き方改革」の活動を進める過程で、クロスリバーの職場改革のノウハウと、ラックが提供する「働き方改革」に効果的なセキュリティを重視したIT活用の支援が、他の多くの企業の「働き方改革」の実現に効果的であると考え、両社のノウハウを連動させた「働き方改革支援サービス」を開発しました。
「働き方改革支援サービス」の特徴
働き方改革支援サービスは、次の3つのステップで実施します。
ステップ1 状況把握、改善点の可視化
【働き方改革 AI + 診断サービス】
職場や社員の意識などの現状について分析を行い、数値化します。 クロスリバーの働き方改革のノウハウをもとに開発したAIを活用し、同社の持つ働き方改革取り組み企業約480社超のデータとのパターンマッチングおよび、対面のヒアリングやWebアンケートにより社員の発言内容および感情を解析し、その結果を可視化します。加えて、産業医や社会保険労務士などの専門家の分析も取り入れ、総合的に診断します。
対面ヒアリングでの感情分析では、会話においてどの感情が出ているかをAIを使い8種類の指標で可視化します。例えば、「自由」や「家族」は「幸せ」に、一方、「残業」や「一斉消灯」は「悲しみ」や「怒り」に分類するなど、アンケートでは把握が難しい感情を指標化します。働きがいを醸成するための課題を見つけ、その対処方法をアドバイスします。
【IT活用状況診断】
ITの活用は生産性の向上に大きく寄与します。生産性の向上には利便性が求められますが、利便性だけを追求した時にセキュリティが損なわれる可能性があります。利便性を損なわず、安全に働くことができるIT環境が必要です。 ITの基盤構築と、セキュリティサービスを得意とするラックが蓄積したノウハウにより、企業のITの利用状況の棚卸しとセキュリティ実装の分析を短時間で実施し、同時に働き方改革に効果的でセキュアなIT活用の提案をおこないます。
ステップ2 業務改善、意識改革の実行
【働き方改革計画と実行】
ステップ1で明確になった課題を解決し、事業生産性(投資/利益)と労働生産性(労働コスト/利益)を向上させ、社員の働きがいを改善するプログラムを提供します。 経営陣と社員が一体となって働き方改革を進めるためには、目的と手段を明確にした上で「定量的なゴールの設定」と「その進捗の可視化」が重要です。実績のある「働き方改革フレームワーク」を使い、社員の腹落ち感を醸成しながら改革を具体的に進めていきます。 一般的なコンサルティングと異なり、クロスリバーは働き方改革を推進するお客様側のメンバーに加わり、お客様と一体となって計画と実行を推進します。
【生産性向上のためのIT基盤構築】
「いつでもどこでも安全に、かつ高い生産性で仕事ができる仕組み、環境」の実現に向け、IT活用の変革に向けた支援を行います。 テレワークのための環境の構築やコミュニケーション活性化のためのソリューションの導入を短時間で実施します。また、多くのお客様が懸念するセキュリティ対策についても、ラック独自のノウハウを提供します。
ステップ3 進捗を振り返り再実行
【進捗の可視化・再実行】
ステップ2で実現した新たな働き方による効果を振り返ります。そして、さらなる改善のための再実行プランの策定や目的達成のための組織・制度改革の支援を実施します。
【セキュアIT環境維持】
AIの活用、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)など、生産性をさらに向上するための施策を提言します。
標的型攻撃やランサムウェアなど、オフィス環境を狙ったサイバー攻撃が今後も増加し続けると予測され、手段も狡猾になっています。これらの脅威への対抗策として、企業ネットワークのセキュリティ監視などを提案します。
ラックは、「働き方改革」の支援により、企業の成長と社員の幸せの実現に向け、継続的な取組みを行ってまいります。
株式会社ラックについて
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」「マーケティング・オートメーション支援」「ビッグデータ・アナリティクス」を始め、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。2015年、2016年には日本市場におけるセキュリティサービスの実績、事業戦略が高く評価され、総合力を有する企業として米フロスト&サリバンから年間最優秀賞を受賞しています。
株式会社クロスリバーについて
短期間に多様な能力を結合し、差別化したモノ・サービスを市場に負けないスピードで作り上げるアグリゲーター集団。全世界の専門家を結集し、日本企業の働き方改革の実行を支援しています。クラウドとAIを活用して週休3日制を実施しながら、企業成長支援や学校教育、各種講演・研修も提供しています。代表である越川の自著「新しい働き方(講談社)」はオンラインストアでビジネス書部門1位を獲得するなどベストセラーになっています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。