ラック、 アカマイの新セキュリティ製品に対応したマネージドセキュリティサービスを開発
~Web Application Protectorのセキュリティ監視を提供~
2017年2月28日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙梨 輝彦、以下ラック)は、アカマイ・テクノロジーズ合同会社(本社:東京都中央区、職務執行者社長:徳永 信二、以下アカマイ)が2017年2月14日に発表した新製品「Web Application Protector」(以下WAP:ワップ)に向けて、JSOCのマネージドセキュリティサービスを提供することを決定しました。WAPに対応したセキュリティ監視サービスは、日本国内においてはラックだけが提供する予定です。
Webサイトは、インターネットにおける組織の「顔」としての役割や、ネット販売における「店舗」として大変重要な役割を担っています。一方、個人情報やクレジットカード情報の窃取や、業務妨害などを目的とした、サイバー攻撃にさらされています。つい最近も150万件超のサイトが改ざんされたという報道もなされるほど、Webサイトを守るためのセキュリティ対策が必要な裾野は急速に拡大しています。
このような、サイバー攻撃を深刻なリスクとして受け止めている組織は、防御策としてWeb Application Firewall(以下WAF:ワフ)を導入・運用していますが、いまだ多くの組織は、導入や運用のコストや24時間の運用を管理するエンジニアの人的リソースの不足などにより、WAFの導入が進んでいません。
このような課題に対して、アカマイは2017年2月14日に新製品WAPを発表しました。WAPは、Webサイトに対するサイバー攻撃を防ぐために設計されて、さらに対策が厄介なDDoS攻撃対策をクラウドにて提供するサービスとなります。導入もアカマイにより最適化され、簡便な管理機能を持っているために、高度なセキュリティ技術者でなくても直ぐに運用を行うことが出来る特徴を持っています。
日本においては、日々発生する攻撃による警報の確認やその深刻性を把握した上での対応、日本独自の攻撃に対する特別な防御方法の設定などの、マネージドセキュリティサービスをJSOCにて提供することを決定しました。現時点では、日本においてJSOCが唯一WAPへのマネージドセキュリティサービスを提供する予定です。
本サービスは、2017年10月に提供開始予定です。
参考情報
株式会社ラックについて
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」「マーケティング・オートメーション支援」「ビッグデータ・アナリティクス」を始め、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。2016年には、米フロスト&サリバンより、「セキュリティ監視」「脆弱性診断」「セキュリティ事故対応」「セキュリティコンサルティング」などが高く評価され、2015年に続き2年連続で「2016 ジャパン マネージドセキュリティサービス プロバイダーオブザイヤー」を受賞しています。なお、ラックは2017年よりアカマイのプラチナパートナーに認定されています。
アカマイ・テクノロジーズ合同会社について
コンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)サービスのグローバルリーダーとして、アカマイ は、インターネットを高速で確実、かつ安全なものとしてお客様がご利用いただけるようにします。アカマイのウェブパフォーマンス、モバイルパフォーマンス、クラウドセキュリティ、メディア・デリバリー・ソリューションは、デバイスや場所に関係なく、革新的な方法で消費者、企業、エンターテインメントの体験を最高のものにします。アカマイのソリューションとそのインターネット専門家チームが、企業のより速い進歩にいかに貢献しているかについて、<www.akamai.com>または<blogs.akamai.com>およびTwitterの@Akamaiで詳細をご紹介しています。
* ラック、LAC、JSOCは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* アカマイとアカマイ・ロゴは、アカマイ・テクノロジーズ・インクの商標または登録商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。