ラック、日本で初めてパロアルトネットワークスのクラウド環境向けセキュリティ製品への監視運用サービスを提供 ~「VM-Series for AWS」の確実な運用に向け、JSOCの専門家が監視運用を支援~
2016年12月 2日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙梨 輝彦、以下ラック)は、クラウド時代に対応したセキュリティ監視サービスを提供するため、自社が運営する日本最大級のセキュリティ監視センターJSOC(ジェイソック:Japan Security Operation Center)のマネージド・セキュリティ・サービス(MSS)において、パロアルトネットワークス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表:アリイ ヒロシ、本社所在地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンタクララ、以下パロアルトネットワークス)がクラウド環境用として提供するセキュリティ製品「VM-Series for Amazon Web Services (以下AWS)」へ、日本で初めて対応し、12月2日より監視運用サービスの提供を開始します。
サイバー攻撃は日々巧妙さを増しており、とりわけ未知の方法で繰り返されるサイバー攻撃に対しては、ウイルス対策やファイアウォールといった個別のセキュリティ対策だけでは十分とはいえません。このような状況を踏まえ注目を浴びているのが、1台のセキュリティ機器で多層防御機能を実装しているパロアルトネットワークスの次世代セキュリティプラットフォームの一部である次世代ファイアウォールで、この分野で継続的にシェアを拡大し続けています。
JSOCは、2013年4月よりパロアルトネットワークスの次世代ファイアウォールのHWアプライアンス型製品向けセキュリティ監視運用サービスを提供しています。次世代ファイアウォールは多くのセキュリティ機能が統合動作することにより、多種多様な警告情報が出力されますが、これらの分析には専門的な知識と経験が必要とされることから、JSOCは次世代ファイアウォールの機能を最大限に活用いただくための技術支援をしています。
クラウド化の進展に伴い、パロアルトネットワークスは、AWSのクラウド環境におけるセキュリティ保護を実現する「VM-Series for AWS」を販売していますが、国内においては本製品を利用する企業に対してはきめ細やかな警告情報の分析や24時間365日のセキュリティ監視運用サービスが提供されていませんでした。この度、JSOCは、従来型のHWアプライアンス型製品と同様に、AWS版に対してもセキュリティ監視運用サービスを提供することで、クラウド環境をより安全に活用いただけるよう支援いたします。
今回の発表に際し、パロアルトネットワークス株式会社様よりエンドースメントをいただいておりますので、ご紹介をいたします。
複雑化し、長期化するサイバー攻撃に対応するには、既存のシステムから様々な環境下において悪意のある攻撃から被害を未然に防ぐ次世代セキュリティプラットフォームに再構築する必要があります。今回、ラック様が国内で初めて「VM-Series for AWS」を最大限活用するための監視運用サービスを開始されることを喜ばしく思います。
パロアルトネットワークス 代表取締役会長兼社長 アリイ・ヒロシ
「MSS 次世代ファイアウォール監視・運用サービス」サービス詳細ページ
https://www.lac.co.jp/service/operation/ngfwmanage.html
以上
株式会社ラックについて
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」「マーケティング・オートメーション支援」「ビッグデータ・アナリティクス」を始め、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。
2015年には、米フロスト&サリバンより、「セキュリティ監視」「脆弱性診断」「セキュリティ事故対応」「セキュリティコンサルティング」などが高く評価され、「日本市場マネージドセキュリティーサービス プロバイダー最優秀賞」を受賞しています。
* ラック、LAC、JSOC、サイバー救急センターは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。