ラック、ヤフーが実施するサイバーセキュリティ演習「Hardening」に技術協力 ~全社を巻き込む実践的なセキュリティ対策研修により、セキュリティ対応能力向上に貢献~
2016年11月 7日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙梨 輝彦、以下ラック)は、国内最大手のインターネットサービス企業、ヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮坂 学、以下Yahoo! JAPAN)が社内研修として実施した大規模なサイバーセキュリティ演習「Hardening」の運営と技術支援に協力しました。
昨今のサイバー攻撃は悪質化・巧妙化の一途をたどり、従来の防御策に加え、被害の発生を想定したセキュリティ対応体制を整備する企業が増えています。こうしたセキュリティ対応体制の構築には、サイバー攻撃からシステムと情報を守る技術や経験をもつ「セキュリティ人材」の育成と、有事に向けた社員全員の危機意識の共有が重要です。
Yahoo! JAPANは、インターネットサービス事業を展開する国内最大手の企業であり、既に高度なセキュリティ防御策を施していますが、更なるセキュリティ対応体制の強化により顧客保護や事業継続性を高めるため、全社を巻き込む大規模な社内研修としてサイバーセキュリティ演習「Hardening」を実施しました。
ラックは、2014年に社内の有志が、サイバー攻撃を受ける側の視点でセキュリティ対応を行う演習プログラム「ラック サバイバル チャレンジ」を開発し、社内向け研修に活用しました。今回Yahoo! JAPANが行ったサイバーセキュリティ演習はこの研修が基礎となっており、各カンパニーよりサービスを開発するエンジニア、ビジネスの企画担当者、顧客対応を行うカスタマサポートや広報が参加して行われたもので、一般的に実施されるサイバーセキュリティ演習に、Yahoo! JAPAN独自のシナリオとして顧客対応や報道対応など、実際のビジネスに近づけたものとなり、極めて実践的な研修となりました。
このサイバーセキュリティ演習は、ラックが他社の社内研修へ協力した初めての取り組みとなります。
ラックは、セキュリティ人材の育成を必要としている企業に、Yahoo! JAPANと同様にサイバーセキュリティ演習を研修として取り入れて頂く事で、日本のセキュリティ対策を高めるための取り組みを続けていきたいと考えており、来年度より正式なサービス化を進めてまいります。
参考資料
サイバー攻撃パニックシミュレーション「ラック サバイバル チャレンジ」
https://www.lac.co.jp/corporate/citizenship/lac_survival_challenge.html
以上
株式会社ラックについて
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」「マーケティング・オートメーション支援」「ビッグデータ・アナリティクス」を始め、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。2016年には、米フロスト&サリバンより、「セキュリティ監視」「脆弱性診断」「セキュリティ事故対応」「セキュリティコンサルティング」などが高く評価され、昨年に続き2年連続で「2016 ジャパン マネージドセキュリティサービス プロバイダーオブザイヤー」を受賞しています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
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