ラック、NECプラットフォームズのセキュリティ機器へ独自の技術情報を提供
~当社独自のセキュリティ情報を、SMB市場向けセキュリティアプライアンスへ初めて提供~
2016年1月29日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙梨 輝彦、以下ラック)は、NECプラットフォームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 執行役員社長:保坂岳深、以下NECプラットフォームズ)が本日より販売を開始したセキュリティアプライアンス「Aterm SA3500G」に、ラック独自のセキュリティ技術情報を提供し、より強固なセキュリティ機能を実現しました。
2015年6月に発覚した日本年金機構におけるセキュリティ事件以降、政府官公庁や大企業だけではなく、中小規模事業者(SMB)においても、セキュリティ対策への関心が高まっています。しかしながら、中小規模事業者の中にはセキュリティ対策に精通した技術者の不在や、複雑なシステム構築を行うことが難しいといった課題もあります。「Aterm SA3500G」は、不正なネットワークアクセスや標的型攻撃に対する高度な防御機能を持ち、かつ大規模なネットワーク構成の変更や複雑なシステム構築を行うことなく、容易に導入・運用が可能なSMB市場向けセキュリティアプライアンスです。
ラックはこの開発に参画し、1995年の情報セキュリティ事業開始より20年以上の実績で培ってきた技術を提供します。ラックは情報セキュリティに関するサービスプロバイダーの草分けとして、日本最大級のセキュリティ監視センター「JSOC(ジェイソック)」を運営し、日本で初めてセキュリティ診断や、緊急対応サービスを事業化するなど、最先端のサービスを提供し続けています。
この度ラックが「Aterm SA3500G」に提供するのは、JSOCが侵入検知システム(IDS)や侵入防御システム(IPS)に配信し高く評価を受けている攻撃分析情報「JSIG(ジェイシグ)」です。大企業向けのハイエンドなセキュリティ対策機器に提供しているこの情報を、中小規模事業者向けのセキュリティアプライアンス(UTM)に提供することは初めての取り組みとなります。また、国内約850社のセキュリティ監視や、緊急対応サービス「サイバー119」の調査などから得られた不正なURLの情報についても提供を行います。
ラックは、この新しいセキュリティアプライアンス「Aterm SA3500G」により、セキュリティ対策が遅れ気味であった中小規模事業者の情報セキュリティ対策が進み、安心・安全な事業運営の実現に貢献できることを期待しています。
NECプラットフォームズのプレスリリースはこちらをご確認ください。
https://www.necplatforms.co.jp/company/press/2016/0129.html
NECプラットフォームズの製品情報はこちらをご確認ください。
https://www.necplatforms.co.jp/product/security_ap/
以上
株式会社ラックについて
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」「マーケティング・オートメーション支援」「ビッグデータ・アナリティクス」を始め、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。2015年には、米フロスト&サリバンより、「セキュリティ監視」「脆弱性診断」「セキュリティ事故対応」「セキュリティコンサルティング」などが高く評価され、「日本市場マネージドセキュリティーサービス プロバイダー最優秀賞」を受賞しています。
* ラック、LAC、JSOC、ジェイソックは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* 「Aterm」は日本電気株式会社の登録商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。