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現代のビジネス環境で競争力を維持し、企業の成長を加速させるためには、ITシステムのモダナイゼーションが欠かせません。急速に進化する技術革新と市場の変化に対応するため、レガシーシステムを最新の技術に移行することが求められます。
加えて、加速度を増すデジタル技術の進化スピードに産業界が対応できないと競争力が低下するリスクがあるため、経済産業省、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)ではレガシーシステムモダン化委員会を立ち上げ、対応策の検討が始まっています。
※ レガシーシステムモダン化委員会 | デジタル基盤センター | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
モダナイゼーションはもはや単なるアップデートではなく、ビジネスの今後を左右する重要な戦略であるとも言えるでしょう。本記事ではモダナイゼーションの概要と、具体的なメリットついてわかりやすく解説します。
モダナイゼーションとは
ITシステムのモダナイゼーションとは、古い技術やプロセスによって構成されたITシステムを、最新の技術や手法に更新する取り組みです。その目的は、ビジネス環境の急速な変化に迅速かつ柔軟に対応できる力を手に入れ、セキュリティやパフォーマンスを向上させることです。
モダナイゼーションの領域
モダナイゼーションに取り組む領域は、下記のような例があげられます。
ハードウェア
パソコンやサーバー、ネットワーク機器などの物理的な機器の更新や交換を行い、老朽化したインフラを刷新します。クラウド化により柔軟性やスケーラビリティを向上させ、必要に応じてリソースを拡張できる点が注目されています。
ソフトウェア
古いOSやアプリケーションを最新のものにアップデートし、現代のプログラム言語へ移行することで、保守性や機能性を強化します。これにより、開発速度やユーザー体験の向上も期待できます。
データベースシステム
データの増加や複雑化に対応できるよう、データベースの構造や管理システムを最新のものに更新します。パフォーマンスが向上し、リアルタイム分析も可能になります。
ネットワーク
ネットワークのアーキテクチャやプロトコルを最新のものに更新することで、通信速度の向上やセキュリティの強化を図ります。特に、ゼロトラストアーキテクチャの導入などが注目されています。
プロセス
ワークフローや運用手順を改善し、自動化やAIの活用で効率性や生産性が向上します。
セキュリティ
サイバー攻撃の脅威が日々増しているので、セキュリティ対策を最新のものに更新し、不正アクセスやデータ漏洩などのリスクを減らします。
システムをモダナイズする必要性
続いて、レガシーシステムが抱えている問題点と、モダナイゼーションを行うことで得られる具体的なメリットを紹介します。
レガシーシステムの問題点
レガシーシステムには、保守費用や維持管理コストが高くなりがちで、変化するビジネスニーズに対応しにくいという問題があります。特に、セキュリティパッチの開発が停止すると脆弱性が放置されるためセキュリティリスクが高まり、データの保護が困難になることがあります。
さらに、古い技術を知る専門職が減少していくことで、システムを維持するための人材確保が一層難しくなっています。また、レガシーシステムのままでは、AIやビッグデータといった最新技術を効果的に活用できず、競争力の低下につながります。セキュリティリスクが日々増加しているにもかかわらず、対策が遅れるという深刻な問題も無視できません。
システムをモダナイズするメリット
それでは、レガシーシステムをモダナイズするメリットはどこにあるのでしょうか。一例ではありますが、下記のようなことが考えられます。
ビジネスの機会拡大
新しいテクノロジーを活用することで、新しいビジネスの機会を開けます。例えば、AIやビッグデータを活用することで、顧客のニーズをより深く分析し、パーソナライズされたサービスを提供できます。
ユーザーエクスペリエンスの改善
最新のインターフェースやデザインを導入することで、使いやすさが向上し、ユーザーの満足度が高まります。また、システムの応答速度が向上することで、業務の効率化につながります。
パフォーマンスの向上
最新の技術やプラットフォームを導入することで、システムのパフォーマンスが大幅に向上します。例えば、クラウドベースのインフラを利用すると、リソースのスケーラビリティが向上し、需要に応じた柔軟なリソース配分が可能になります。
拡張性と柔軟性の向上
システムを柔軟にアップデートできる設計にすることで、変化するビジネスニーズにも迅速に対応可能です。これにより、新しい機能の追加や変更が容易になり、ビジネスの成長に合わせてシステムを進化できます。
セキュリティの強化
最新のセキュリティツールやプロトコルを導入することで、システムのセキュリティが強化されます。また、セキュリティパッチの適用を容易にする設計を行い、常に最新のセキュリティ対策を施せます。
コストの最適化
古いシステムの維持管理には多くのコストがかかりますが、モダナイゼーションによってコストを最適化します。クラウドベースのソリューションを採用すれば、初期投資を抑えつつ運用コストを最適化できます。
モダナイゼーションの進め方
レガシーシステムから脱却し、ITシステムをモダナイズするには、まず現状分析と戦略策定を行うことが重要です。
現状分析
現状分析では、現在のITシステムの構成や性能を詳細に把握し、技術的・ビジネス的な課題やニーズを洗い出します。また、なぜ古いシステムが残存しているのか、その背景を探り、効果的な対策を検討します。
戦略策定と移行
次に、モダナイゼーションの戦略を策定します。どの部分を優先的にモダン化するかを決め、目指すべき方向性や期限、予算、そして成功をどう測るかといった評価指標を明確にします。この段階では、プロジェクトの進行を左右する重要な基盤を固めることが求められます。その後、最適なITシステムのアーキテクチャやプラットフォーム、ツール、サービスの設計と選定に移ります。
ポイントは、カスタマイズを最小限にし、標準的な機能をできるだけ活用することです。業務プロセス自体をシステムの標準機能に適応させることで、システム全体の複雑さやメンテナンス負担を軽減し、長期的な柔軟性と拡張性を確保します。
移行と導入のフェーズでは、既存のシステムから新しいシステムへとスムーズに移行するために、詳細な移行計画を立てます。アプリケーションの導入やデータ移行を段階的に実施し、移行後のシステムが安定して稼働するよう、十分なテストと検証を行います。
意識改革
最後に、モダナイゼーションを成功させるためには、技術だけでなく、組織全体の意識改革が不可欠です。最新の技術を積極的に活用する意識を醸成し、最新技術の知識を組織全体に提供することが求められます。
トレーニングや研修を通じて、新しい技術への適応力を高めることで、モダナイゼーション後のシステムが最大限に活用され、組織の競争力を強化することが可能になります。
もし、自組織だけでモダナイゼーションを進めることに不安がありましたら、ラックの「インフラグランドデザイン策定支援」サービスがおすすめです。現状のインフラ環境(サーバ、ネットワーク、クライアント)の全体構成に対するアセスメント、およびモダナイゼーションによるIT戦略策定を実施いたします。
本サービスでは、第三者目線かつ俯瞰してシステムを網羅的に洗い出すことで全体最適を行うことが可能です。また、技術的な課題だけでなく、ビジネスニーズにも焦点を当て、効果的な解決策を提案します。レガシーシステムを脱却してシステムをモダン化したいけど、課題の整理・対処が進められていない、そもそもシステムの状況を把握できていないので、全体を見直したいという方にぴったりのサービスです。
おわりに
ITシステムのモダナイゼーションは、組織の競争力や効率性を高めるために重要な取り組みです。ユーザーエクスペリエンスの向上による顧客満足度の強化、パフォーマンスの向上による業務の迅速化、拡張性と柔軟性の向上、セキュリティの強化といった多くのメリットが得られます。これらのメリットを最大限に活用するためには、しっかりとした計画と戦略が欠かせません。
ラックでは情報セキュリティやインフラの最適な実装と運用に豊富な実績があり、モダナイゼーションにおけるIT戦略策定や具体的な導入支援に関するご相談も承っています。気になることがありましたら、ぜひ一度お問い合わせください。
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