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皆さん、お久しぶりです。シニアエンジニアの福島です。
前編に続き、半年間で5つの資格を取得した私のエピソードを、会社の支援制度と共にご紹介します。後編は、Salesforce B2C Commerce デベロッパー、IPA情報処理技術者試験 ITサービスマネージャ、PMPの勉強法についてのお話です。
過去の資格取得を振り返って
前編の冒頭で私は資格マニアと書きましたが、仕事・プライベート関係無く、総数を数えてみたらなんと24種の資格を持っていました。
仕事に関係する資格で愛着があるのは、IPAの情報処理技術者試験です。学生時代に、IT業界に進みたいと考えた私は、文学部日本文学科(専門は枕草子)にも関わらず、独学で「基本情報技術者」を取得しました。就職後も少しずつ情報処理資格を取得していき、今では高度区分「システムアーキテクト」や「ネットワークスペシャリスト」「データベーススペシャリスト」なども持っています。
趣味では、今年の5月に「4級サッカー審判員」の資格を取りました。小学生の子供2人がサッカーをやっており、コーチの人材が足りないことから必要に駆られてのものです。4年前には「D級サッカー指導者ライセンス」というのも取得しています。
プライベートでは自動車免許だけで飽き足らず、「1級小型船舶免許」、スキューバダイビングの上級ライセンス、「潜水士」の資格も持っています。変わったところでは「愛玩動物飼養管理士」というペット全般の飼育方法を学べる資格も持っています。
話を元に戻しますが、半年間に取得した5つの資格すべてについて深く語っていくとかなり長くなってしまうため、それぞれの資格について要点を絞ってお話ししていこうと思います。
半年間に取得した資格
前編でも紹介した通り、取得した資格は以下の5つです。
- 2月下旬 CISA(公認情報システム監査人)
- 3月上旬 G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL)
- 3月下旬 Salesforce B2C Commerce デベロッパー
- 4月中旬 IPA情報処理技術者試験 ITサービスマネージャ(合格発表は6月末)
- 7月中旬 PMP
Salesforce B2C Commerce デベロッパーの受験
これはSalesforce社が主催する、いわゆるベンダー資格です。取得のきっかけとエピソードをお話しします。
取得のきっかけ
私が所属する「ECサービス部」は、ECサイトの構築・保守を専門とする部署です。部の方針の1つとして、Salesforce Commerce Cloud(以下、SFCC)の受注案件を増やすべく、有資格者を増やそうとしています。そのため私も資格を取得したいと思い、勉強を始めました。
この「Salesforce B2C Commerce デベロッパー」は部内で特に力を入れていた資格で、昨年度期初の段階で4人しかいなかった有資格者が、期末には22人(18人増)とすることができ、資格保有者数でラックは国内3位に躍り出ました。
同じチームで仕事をしているメンバーも合格し、LAC WATCH記事に受験体験記をまとめています。
取得に至るまでのエピソード
少し個人的な事情を含んだ2つのエピソードを紹介します。勉強をしていると目の痛みがひどくなり、パソコンやスマホの画面を見ることが苦痛になってしまいました。眼科に行っても異常はないとのことで、渇き目を防ぐ目薬を処方されただけでした。目の痛みは受験に向けたSalesforce社の公式研修5日目を受けている時にピークを迎え、その日の午後の受講は左眼の涙をティッシュで押さえながらの辛いものになりました。
もう1つは試験の追い込み時期に、子猫のころから17年間育ててきた猫が天寿を全うしたことです。家族が悲しみにくれる中、私は1人だけSFCCの試験勉強を続けていたので、子供達から「あの父親はヤバイ」と思われていたかもしれません(死に目には付き添い、その夜は一晩中同じ部屋で過ごして思い出話やさよならを言った、という話を翌日子供達には説明しました)。
色々な出来事で疲れ切った状態での受験となりましたが、結果は無事合格。しかも、ラック社内で、22(にゃんにゃん)番目の資格取得者となりました。天国から愛猫が応援してくれたのかもしれません。
IPA情報処理技術者試験 ITサービスマネージャの受験
こちらは保守運用担当者をターゲットとした、IPAの試験の中でもマイナーな試験だと思います。しかし、私のキャリアの中でもある一時期、システム保守・改修作業を長年やっていたため、取得したいと思っていた資格でした。
ハードスケジュールのなかでの取得
3月までハードスケジュールで勉強してきたため、痛みに耐えてきた目を休める意味でも4月は少しゆっくりしようと思っていました。「ITサービスマネージャ」の出題形式は、午前の試験では四択で基礎知識を問われ、午後の試験は論述で専門知識が問われます。それまでに「システムアーキテクト」や「プロジェクトマネージャ」の試験に合格してきた私にとって論述は得意な試験方式で、試験本番で頑張れば合格レベルの論文を書けるだろうと気持ちに余裕を持っていました。
ところが、「ITサービスマネージャ」等の高度区分と言われる「IPA試験」の午前試験は、同時期開催の「応用情報技術者」の午前問題から30問が抜粋されて出題される共通試験となっていたのです。テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系と、幅広い分野から問題が出るため、過去問をできるだけ解いておくことが重要(まったく同じ問題がでることが割とあるため)でした。逆に、午前試験が及第点に達していないと足切りになり、午後の試験でどれだけ高得点を取っても水の泡になってしまいます。それを思い出し、慌てて午前試験の過去問を当日までできるだけ解くことにしました。
その甲斐あってか、当日の手ごたえはバッチリでした。通常、高度試験は合格発表まで2か月ほど掛かり、合格ラインギリギリの手ごたえだったりすると不穏な2か月を過ごすことになるのですが、今回はなぜか合格しているだろうという確信があり、あまり合格発表日を意識することなく過ごせました。その間に目もだんだんと癒えてきました。
資格支援制度
「IPA情報処理技術者試験」は、過去に比べて世間での人気が少し下がってきているような気がしています。実際、IPAの統計資料を調べると、コロナ禍に入る前でも受験者数の減少が起きていることが分かりました。
しかし私は、IPAの打ち出す方針は、10~20年程度の年月をかけて、じわりとIT業界に浸透していっていると感じています。そのため、より多くの人がIPA情報処理技術者試験を受けることで、一種の共通言語・作法を手に入れることができると考えています。もちろんラックでは、全てのIPA情報処理技術者試験において、合格した際には資格取得報奨金がもらえます。
そんなIPA情報処理技術者試験の中でも、特に手厚く取得支援をしているのは「情報処理安全確保支援士」試験です。具体的には、外部講師による試験対策講座を3日間、各種参考書・問題集の配布、受験料を3回まで会社が支援するといった内容を、希望者全員が受けられます。もちろん合格後の支援士登録費も会社負担で、毎年のオンライン研修、3年毎の集合研修と、個人ではとても払いきれないような高額な資格維持費も、会社が負担してくれます。
おかげで、ラックの「情報処理安全確保支援士」登録者数は、企業別でみても日本でトップ10に入るほどになっています。
「情報処理安全確保支援士」試験の取得支援制度のお話に関連して、ラックセキュリティアカデミーには、情報処理安全確保支援士の特定講習コースがあります。「情報処理安全確保支援士」試験の受験を考えている方がいらっしゃいましたら、ラックにお気軽にお問い合わせください。
PMPの受験
最後は、PMPです。PMIが主催するプロジェクトマネジメントのグローバル資格です。
面白いのは、IT関連のプロジェクトに限った資格ではなく、建設、医療、教育等の他分野でも通用する資格という点です。ITの入札案件でも、PMP取得者のプロジェクト参画が条件になっていることが多くあります。正直私はつい最近まで、IPAのプロジェクトマネージャ資格を取得していれば、PMPは取得する必要が無いだろうと考えていました。しかし、社内にPMP資格取得者が増えてくるにつれ、何となく肩身が狭い思いを感じ、取得することにしました。
取得支援制度
社内にPMP保持者が何人いるのか調べてみたのですが、108人もいました。これも、ラックの支援制度による賜物だと考えています。
ラックでは、PM・リーダー志望者(特に若手や、最近PM職に就いた社員)をメインの対象者とした、PMP資格支援制度があります。毎年、各部門からエントリーされた精鋭たちが、PMP受験に必要な5日間の外部研修や、社内でのeラーニングを受講できたり、受験料を会社が負担してくれたりします。前年度受験者の受験体験記を読んで参考にもできます。こういった支援により、次世代のPMを育て、案件の受注能力の向上に繋げているのでしょう。
なお、最初に出てきたCISAもPMPも、情報処理安全確保支援士と同じく資格更新に掛かる費用はすべて会社が負担してくれます。つまり、ISACAやPMIの年会費、資格更新費はすべて会社が支払ってくれるということです。それだけ、ラックのブランド力・社員の能力向上に繋がる資格取得者を大事に考えてくれているということですね。
支援制度を使わずに合格?
私はPMPを取らなくてもいいかと考えていた時代に、部門からのエントリー推薦を辞退していました。今さら会社の取得支援制度を使うのも申し訳ないと思い、部門推薦枠は未来を背負う若者たちに託し、自分は独力で受験をすることにしました。
IPAのプロジェクトマネージャ資格の勉強をしている時にPMBOKや、アジャイルの勉強も過去にしていたので大丈夫じゃないかなと思っていました。そこで、スピード合格を目指して受験勉強前に受験申込みを済ませ、自分を追い込みました。
取得に至るまでのエピソード
しかし、ここにきてあの目の痛みが復活してしまったのです......。おそらく、英語による研修教材の画面と日本語字幕を高速で視線移動しながら勉強していたことが原因だったと思います。そこからは、受験勉強というより目の痛みとの戦いの日々が続きました。
目を使うのは最低限にして、あとは参考書の電子書籍版をスマホで読み上げたものや、PMBOKガイドPDFやアジャイル実務ガイドPDFをEdgeで読み上げたものを聞くといった方法で耳から勉強し、受験直前まで過ごしました。そして、受験2日前に目の能力(ちから)を解禁し、本番と同じ180問の問題集を解き、合格できそうな手応えをつかんだところで受験前日は再び耳での勉強に戻して目を休めました。シニアならではの努力ですね(笑)
受験を決意してからの期間が約1か月ということや、耳での勉強がうまくいくのかに対する若干の不安はあったのですが、無事に合格できました。私は、今回の5つの資格の中でPMP合格が一番嬉しく感じました。独力での勉強による孤独感、耳を使った勉強法の効果への疑問、短期決戦など様々な不安要素を克服できたことや、社内のPMP保有者と肩を並べることができるという達成感からだと考えています。
とにかくこれで、私の半年におよぶ資格取得の快進撃は、ひと段落しました。
さいごに
私のシニアエンジニア奮闘記を通じて、ラックの資格支援制度や文化が少しでも伝わりましたら幸いです。そしてもし、私と同じようにシニアエンジニアとして壁にぶつかって悩んでいる方々がいれば、この記事でシニアなりに頑張る方法があることを知ってもらい、活力を取り戻してもらえると嬉しく思います。
なお、私の次の目標は「Salesforce B2C Commerce アーキテクト」という、3月下旬に取得した資格の上位資格を取得することです。この資格は、日本国内で取得者が5人しかいないという超難関資格です。かなりの苦難が待ち受けていると思いますが、ラックにいる限り、必ず達成できると考えていますので応援よろしくお願いします。
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