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部門をまたいだ相互理解を深めよう!社内イベント「LAC WORKS」開催レポート

昨今ラックでは7割以上がテレワークとなり、異なる部署のメンバーが普段どのような業務をしているのか、これまでどのような経験をしてきているのかを知る機会が少なくなっています。また、社員数が2,000名を超え、通常業務で関わる人以外の、新しいコミュニケーションが生まれにくくなってきています。

そこで、社員同士の相互理解と、社内コミュニケーションの活発化を目的に「LAC WORKS」というイベントを企画しました。蓋を開けてみたら、「みんなが知っているアレはラックも関わっていたのか!」、「今まで何の気なしに目にしていたソレもうちが...」と、参加者も運営も大盛り上がり。気になる内容をこれからご紹介していきます。

LAC WORKSとは?

オンラインで行われた社内のLT(Lightning Talk)大会で、持ち時間は1人5分。話す内容は普段自分が関わっている案件や、取り組んでいる技術についてです。発表者はエンジニアだけでなく、コンサルタント、営業、コーポレート部門も含め幅広い部門から11名がエントリーしました。業務時間の開催にも関わらず、150名という多くの人に参加してもらえました!他のメンバーはどんなお仕事しているのか興味ありますよね。

LAC WORKS 第1回のスライド

発表内容ダイジェスト

システム開発部門

決済など社会の重要なインフラに関わるプロジェクト

金融システムの一角を担うシステムの開発と運用を担当する社員が、重要インフラを担う仕事の意義を語りました。失敗の許されない仕事は、大きなプレッシャーとともに大きなやりがいを感じますね。自分たちのすぐ近くに、社会を支えるラック社員がいることはとても刺激になります。

公共性の高い実証実験プロジェクト

シンクタンクと金融事業者が進めているプロジェクトの社員が、アジャイル開発を採用した案件についてお話ししました。ラックではアジャイル開発案件も珍しくありませんが、案件をリードしているチームの話は多くの参加者の関心を集めました。

某企業の営業用レポート作成支援

お客様先に常駐し、お客様が提供するサービスごとに契約件数を集計、営業活動に役立てるレポートを作成する業務を紹介しました。既存のツールを無理に使うのではなく、お客様に合わせて扱いやすい形式でのレポートの作成を心掛けているそうです。今後は新たな技術を使うことも考えつつ、お客様と共にスキルアップを果たし、一緒にハッピーになりたいという思いを訴えていました。

某シンクタンクでのプロジェクトマネジメント業務

「社員代替」という、お客様の案件にプロジェクトマネジメントの担当として参画する業務について説明しました。複数のベンダー間の調整を軸に、プロジェクト推進、成果物のレビュー、障害対応など幅広い支援を行います。広くプロジェクトを見るため、開発とは異なるやりがいを感じるとのこと。これから拡大するプロジェクトがあるため、参加者に対して何度も要員募集していました(笑)

大規模中規模企業、官公庁メイン顧客の部門

20社を超える取引先、多種多様なスキルを持つメンバーが在籍する部門を紹介しました。お客様先に常駐し、日々接する関係者が多いため高いコミュニケーション能力が要求されます。お客様目線での行動が取れ、自己成長しやすくやキャリアプランを立てやすいなど、部門の自負にあふれる発表でした。発表の最後に「私たちの部門の人材は宝物です」と締めくくった瞬間、Teamsのチャット欄は大いに沸きました。


セキュリティ部門

コンサルティングサービス部門のコンサルタント業務

セキュリティコンサルの悩みとして、「コンサルって何してるの?」と質問をよく受けるそうです。情報の取り扱いに関するリスク評価の依頼があった時に、リスク分析に基づいてお客様のポリシーのレビューと、ラックのポリシーをひな型にした新しいポリシー内容の提供を行うなど、お客様が必要とする支援をしています。お客様からいただく幅広い問い合わせに対応するため、コツコツ知識を増やすことも大切と話しました。

プライベートSOC

プライベートSOC(お客様専用のセキュリティオペレーションセンター)でのアナリスト業務についてお話ししました。セキュリティ機器の監視から、監視ルールの作成および運用方法の検討までを行っています。同部門には、セキュリティの専門外の方が配属になることがあるため、担当者のモチベーションの向上を図り、定期的に勉強会を開催してレベルアップを行っているとのことでした。

某社とグループ企業数十社のCSIRT

ある企業とグループ会社の、インシデントレスポンスチームの支援業務について説明しました。CSIRTの仕事においては、社外公開サイト閲覧不可対応、感染端末対応、不正メール検知、メール不達対応からの復旧対応、脆弱性確認、脆弱性診断対応など、とにかくやることが多いそう。また、グループの企業ごとに対応の温度感の違いなど技術面以外の苦労も絶えません。

標的型メール訓練(ITセキュリティ予防接種)

標的型攻撃メール訓練のサービス担当者が、「不審なメールを送る仕事です」と紹介しました。メールは今でも企業の重要なコミュニケーションツールとして利用しています。ラックが提供する標的型攻撃メール訓練で、昨年度は約200社・約80万人という膨大な数の訓練を実施しました。一つのクライアントに対しては一人で提案、診断、報告業務が行えて業務の効率が高く、改善提案の意見も通りやすい点にやりがいを感じるとのことでした。


営業部門

大型2案件の営業業務

営業部門からは、今注力しているプロジェクトの共有が行われました。大型の2案件(それぞれ60名ほどエンジニアが参画)を滞りなく進めながら、年間300件以上の見積もりの対応を行っています。目下の目標は、ハードウェア、ソフトウェアの販売だそうです。金額や件数など具体的な数字が多く飛び交い、参加者の反応が大きい発表でした。


コーポレート部門

総務部門

総務という幅広い業務の中でも、役員秘書業務という仕事についてお話ししました。膨大なスケジュール調整、渉外対応、来客対応と、どれも秘書がいないと役員の仕事に支障が出ます。本来テレワークが難しい秘書業務ですが、部門内でデジタル化に全力投球したことも幸いし、ほぼテレワークで乗り切れました。

おわりに

参加者からは、「ラックって幅広い業務に取り組んでいるな」という声をたくさんいただきました。
発表者は5分という短い時間でしたが、いずれもお客様への真摯な思いと、それぞれの業務にやりがいを感じていることが伝わってきます。他の部門へ関心を持ち、どんな仕事をしているか知ることで会社をもっと好きになるように感じました。

このイベントを実施して社内の新しい繋がりが生まれ、プロジェクトが1つ立ち上がりつつあります。やってよかった!

自社の風通しをよくしたい、他部署への関心を持ってほしいと思われたら、相互理解を深める取り組みの一例としてご参考いただけると幸いです。

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