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こんにちは、ICT利用環境啓発支援室です。
私たちは、幅広い世代に向けて安全にインターネットを利用できるよう、日々さまざまな啓発活動に取り組んでいます。
その一環として、私たちが制作した冊子「情報リテラシー啓発のための
本編では、インターネット上でよく発生する様々なトラブルや具体的な対策を紹介しています。他の冊子(参考スライド集、情報活用編、使い方ガイド)と併せてご覧いただくことで、より深い理解を得られるでしょう。
今、インターネットは日常生活に欠かせないツールとなりましたが、その便利さの裏には多くのリスクが潜んでいます。特に近年急増している「偽情報・誤情報」は、個人や社会に深刻な影響を及ぼすこともあります。そこで、本編に追加した項目の1つでもある「偽情報・誤情報」をもとに、羅針盤の具体的な使い方をご紹介します。偽情報や誤情報の対策を知る手掛かりとしていただければ幸いです。
偽情報・誤情報とは
「偽情報・誤情報」とは、意図的または誤解や思い込み等で拡散された、事実とは異なる情報のことです。災害や社会的な事件が起きると、SNS等のメディアでは様々な憶測が飛び交い、内容の正確さを確認する前に拡散されてしまうことがあります。その結果、不確かな情報を見た人々が誤った判断をしたり、混乱を招いたりすることがあります。
災害をきっかけに拡大した偽情報・誤情報
2024年1月に能登半島で発生した地震では、発生直後からデマやフェイクニュースが急速に広まり、ニュースでも取り上げられました。過去の災害写真があたかも能登半島の情報として投稿されたり、救助要請を装った虚偽の投稿が拡散されたりしました。さらに海外からの「インプ稼ぎ」(SNSの収益化を狙って、反響の大きい投稿に無関係なリプライを大量に投稿すること)と呼ばれる行為によって、大量の無関係なコメントが投稿され、情報を求めるユーザーが重要な情報にアクセスしづらくなりました。
インターネット上では、興味を引く情報がアルゴリズムによって優先されるため、内容の真偽に関わらず特定の情報が拡散されやすい傾向にあります。特に、大きな災害時には不安な心理がその傾向を加速させ、間違った情報に基づいて誤った判断をしてしまうことがあります。SNSでの偏った情報をもとに間違った判断をしてしまうと、救助が遅れたり必要な物資が届かなくなったりするなどの深刻な事態を招く恐れがあります。
このような状況を避け、正確な情報に基づいた適切な判断をするためには、「偽情報・誤情報」についての知識が欠かせません。そこで、私たちが提供する羅針盤が役立ちます。では、どのように羅針盤を使えばよいでしょうか?その具体的な活用方法をご紹介します。
「羅針盤」で調べる方法
羅針盤を使用して、インシデント項目と情報を次の順で調べることができます。
- 目次から関連用語を探す
- 属性・啓発目標レベルを確認する
- 啓発の内容を確認する
- 参考事例から情報を確認する
目次から関連用語を探す
羅針盤は37項目のインシデント項目から構成されているので、最初は目次から関連しそうなタイトルを探しましょう。偽情報・誤情報について調べるには、「インシデント項目1. デマ・フェイクニュースを発信すること」がよさそうです。
関連インシデント項目
- インシデント項目1. デマ・フェイクニュースを発信すること
属性・啓発目標レベルを確認する
「インシデント項目1. デマ・フェイクニュースを拡散すること」のページを開きましょう。「A)概要」を読んだら、「B)啓発目標」を確認します。自分自身が学ぶ場合は、【各属性(啓発の対象)において目指すレベル】で自分の属性(社会人なら「成人(一般)」)を選び、目標レベルの星印を確認します。「成人(一般)」の目標レベルは「レベル4」に設定されています。
続いて【啓発目標】のレベル4を確認します。あなたの目標はここで「投稿の意図や情報の信頼性を吟味し、真偽が判断できない情報は拡散しない等、適切に対応できる。」ことであることが分かりました。
啓発の内容を確認する
【啓発の内容】には、偽情報・誤情報を拡散する側の心理や、インターネット、SNSの特性が紹介されています。気になる詳細は、ぜひ本編をご覧ください。「D)属性により注意すべき事項」では、自分の属性に関係するコメントを、「E)主な関係法令や罰則」では、どのような法律が関係するのか、法的な側面から理解を深められます。
参考事例から情報を確認する
「F)参考事例」では、トラブル事例や官公庁が公開した最新の統計情報の公開先、特設サイトのURLなどを掲載しています。インシデントに関する情報やさらなる理解を得るために活用できます。
このように、自分の目標レベル「投稿の意図や情報の信頼性を吟味し、真偽が判断できない情報は拡散しない等、適切に対応できる。」ことを目標に、理解を深めていきましょう。偽情報・誤情報が拡散した結果起こり得る「炎上」や「誹謗中傷」、「フィッシング」による詐欺被害などのインシデントも「羅針盤」で取り扱っていますので、目を通してみてください。
関連インシデント項目
- インシデント項目2. 炎上させること
- インシデント項目5. 誹謗中傷
- インシデント項目25. フィッシング
関連インシデント項目も読み進めていくと、様々な角度から偽情報・誤情報の影響を学べます。ネット上に出回る情報は、受け手側となる場合も内容が正しいかどうか注意を払う必要があり、発信者側であれば、他人に誤解を与えないように情報を扱うことが大切です。
「羅針盤」第2.2版を公開
インターネットの急速な発達や社会情勢の変化に伴い、今後も多くの新たな問題が発生することが予想されます。
近年は生成AIが普及し、SNSの「アテンション・エコノミー(情報の質より注目や関心が価値を持つ考え方)」を悪用した犯罪が深刻化してきています。関係府省庁でもこれらの問題の対策や検討が進められていますが、私たちが自力で情報を調べる時間は限られています。
羅針盤では、インシデントごとに関連情報へ迅速にアクセスでき、参考事例から官公庁の最新の公開情報を参照できます。
近年のインターネットトラブルにも対応
羅針盤は、今回取り上げた偽情報・誤情報のほかにも、幅広いトピックにわたり毎年アップデートをかけています。各トピックには最新の情報が反映されており、インターネット利用における新たなリスクにも対応しています。
例えば生成AIについては、他人の著作物を無断で学習させ、自分の作品として販売する著作権侵害が問題となりました。今回の改訂でこれに対応するため、本編の「インシデント項目9. 著作権侵害」「10. 肖像権侵害」に、生成AIに関する注意点を新たに追加しました。
また「SNS型投資詐欺」や「ロマンス詐欺」も深刻な問題です。これらは、SNSで知り合った相手を信頼させ、投資などの詐欺を持ち掛けるもので、ここ数年で被害額が大幅に増加している詐欺の手法です。今回の改訂では本編の「インシデント項目25. フィッシング」の中でこれらの詐欺について取り上げ、最新の統計情報を確認できるよう警察庁の特設サイトへのURLも掲載しています。
また、羅針盤の使い方ガイドでは、ICTや情報メディアを活用するシーンで羅針盤を役立てる方法を大幅に加筆しました。「リモートワークをする」「情報セキュリティについて学ぶ」「著作権について学ぶ」「生成AIについて学ぶ」ケースをそれぞれ用意しています。生成AIについて学びたい場合は、使い方ガイド「5-3-④ 生成AIについて学ぶ」の中で、本編と情報活用編を組み合わせて学ぶ方法を紹介しています。
羅針盤は、毎年最新の啓発内容や事例、関係府省庁の公開情報を踏まえ、アップデートを続けています。2024年度も10月31日に最新版(第2.2版)を公開したので、以下のリンクから最新版をダウンロードし、インターネットを安全に利用する手引きとしてぜひお役立てください。
情報リテラシー啓発のための羅針盤
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