コントドラマで、ゼロトラストやデジタルアイデンティティを楽しく理解してもらおう

こんにちは。ラックの馬田です。

日々進化が著しい技術を学び、スキルを向上させるために、セミナーに参加する機会は多いのではないでしょうか。さらに、自分自身が登壇して知識や経験を共有する場も、ウェビナーの普及とともに増加しているように感じます。

私の所属するデジタルアイデンティティ&ガバナンスグループのメンバーも、数々のセミナーに登壇してきました。その中で、より参加者に分かりやすく、楽しみながらサイバーセキュリティへの理解を深めてもらうコンテンツを模索し、コントドラマの動画を作成したので紹介します。

そうだ、コントをしてみよう

セミナーに参加すると、基本的に登壇者の講演を聞くことで勉強します。私もセミナーで多くの知識を得てきました。その経験から、もっと分かりやすく楽しいセミナーにしていくにはどうしたらいいか考えていると、アイデンティティ管理製品のOktaも、大型イベント内でコント形式のデモをしていたことを思い出しました。

それがとても分かりやすく面白く感じたので、「そうだ、自分たちもコント形式で伝えてみよう！」というアイデアが生まれました。

自分が講演する際に、コントドラマの動画を作成して資料に入れることで、参加者に笑いと学びを提供できるのではないかと考えたのです。コントの内容も日常の出来事を題材にして、より分かりやすく、身近な事例を通じた学びを深めてもらえるよう工夫しました。

さて、そんなコントの動画はどのように制作したのでしょうか。

コント集団を結成

コントをやろうと言っても、演技や脚本制作などの経験があるメンバーはほとんどいません。動画編集は得意な人がいたので、撮影して編集で何とか形にしようとなり、自部門の有志メンバーを集めました。

脚本を作り、リハーサルをして本番の撮影を開始。時間にして40分ほど、2テイクで撮影完了しました。意外と緊張はしませんでしたが、セリフを噛まないかハラハラしました。そこから編集作業が行われ無事完成です。

素人の演技には目をつぶっていただいて、ご興味がありましたらこちらから動画をご覧ください。

第2作の制作を開始

第1作が無事に完成したと思ったのも束の間、第2作を制作する話がやってきました。

というのも、その話が来たときラックは、2024年1月30日に開催した会社として最大規模のオンラインイベント、「LAC Security Day 2024」の準備をしていたのです。なんとそこでコント動画の第2作を配信することになりました。

このイベントでは、私の上司である稲毛が登壇を予定していました。「1億総デジタル時代のデジタルアイデンティティ管理～ビジネス推進とセキュリティの両立～」と題した、アイデンティティの重要性をテーマとした内容の講演です。

ゼロトラストの取り組みを検討する中で、アイデンティティは非常に重要なポイントである点を深掘りしてお伝えすることを表明していました。

そんな講演の中で使われるコント動画について、どういったものを作るかを制作陣で検討しました。

• 動画の時間はどれくらいか
• それぞれの役割をどうするか
• 台詞はどのような内容にするか
• どのような編集にするか

時間的に余裕がなく、2023年12月28日の仕事納めの日に撮影しました（個人的に2023年最後の仕事でした）。

ギリギリでしたが何とか撮影が完了してひと安心。今回は2つのパートを用意したため、台詞を覚えたりカメラアングルを考えたりで、結構時間がかかってしまいました。しかし、新たに参加してくれたメンバーがいたので、前回よりもレベルアップした演出ができたように感じます。

よろしければ、こちらのコントドラマもご覧いただけると幸いです。

さいごに

私は少し前まで人事部門で採用活動をしていました。そのとき学生にラックの印象を尋ねると、多くの人が「日本のセキュリティを守るとても堅いイメージのある会社」と言っていました。

サイバーセキュリティに携わる仕事をしている企業なので、そのイメージも間違いではありません。しかし、実はいろいろな場面で人を面白がらせたり、楽しんでもらうことを考えていたりする社員が、たくさんいる会社でもあります。

今後も、難しい印象のあるサイバーセキュリティを楽しく理解してもらえるよう、ご紹介したようなコントドラマを制作していきたいと思います。将来的には、全編ドラマでお送りするセミナーもあるかもしれません！

今後のセミナー情報やラックの取り組みにご興味がありましたら、ぜひラックのメルマガをご覧ください。

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