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アイデンティティ管理製品のリーダー企業Oktaが、米国サンフランシスコで開催したイベント「Oktane 23」に参加しました。
Oktaneでは、非常に多くの新機能やユーザー企業の事例が発表されました。ラックからは私が代表して参加しましたので、会場の様子や発表された注目の内容についてレポートしていきます。
Oktaneとは
Oktaneは、既存ユーザーや導入を検討しているユーザー、パートナー、プレス、アナリスト、投資家、社員が参加し、Oktaの最新アイデンティティソリューションを体験する、年に1度のカスタマーカンファレンスです。今年は10月3日~5日に開催され、1日目はPartner Summit、2日目と3日目がOktaneでした。
ハイブリッド開催だった2022年のOktaneには、4,000名を超える現地参加者とオンライン参加を合わせて9,500名以上が参加したと発表されました。正式発表はまだですが、オンサイトでの開催だった今年は2022年を超える人数が参加したと聞いています。
Oktaneの会場
世界各国から数千人、日本からも数十人が参加するOktaneは、サンフランシスコのMoscone Centerで行われました(OktaneではMoscone Westを使用)。Moscone Centerはサンフランシスコの中心にあり、近くにはOkta本社、セールスフォースタワー、サンフランシスコ近代美術館などがあります。
Oktaneのセッション
Oktaneは「アイデンティティ管理」に関係するセッションのみにも関わらず、非常に多くのセッションがあります。Agendaを目視で数えてみましたが、約80セッションありました!
注目度の高いキーノートとしては、下記の3つだと思います。
Keynote: Go beyond with AI and Identity
Okta共同創業者でありCEOのTodd McKinnon氏を中心に進めるキーノート。1時間の中で、重要な機能やサービスが多く発表されていました。これだけでもお腹いっぱいの内容です。
Keynote: Go beyond MFA with Workforce Identity Cloud
WorkforceのChief Product OfficerであるArnab Bose氏を中心に進める、Okta Workforce Identity Cloudに特化したキーノート。
Keynote: Go beyond the login box with Customer Identity Cloud
CustomerのPresidentであるShiven Ramji氏を中心に進める、Okta Customer Identity Cloudに特化したキーノート。
注目のセッション
今年最も注目を集めたポイントは「AI」
メインともいえるキーノート「Go beyond with AI and Identity」で、CEOであるTodd McKinnon氏から「Okta AI」が発表されました。
Okta AIは、最新のAIモデルとOkta独自のクラウドソース脅威インテリジェンスとアイデンティティのデータを使用して、リアルタイムのアイデンティティに関わるアクションを支援するもので、Okta Workforce Identity Cloud、Okta Customer Identity Cloud、両方に組み込まれます。
キーノートで発表された機能、サービス
キーノートで発表された機能、サービスを手元のメモから転記します。
Okta Workforce Identity Cloud
- Identity Threat Protection
- Universal Logout
- Governance Analyzer with Okta AI
- Identity Flow Optimizer with Okta AI
- Policy Recommender with Okta AI
- Context Re-evaluation
- Identity Threat Protection with Okta AI
- Log Investigator with Okta AI
- Entitlement Manager
- Okta Privileged Access
- Okta Device Access
- Secure Partner Access
- Okta Personal Apps for Workforce
Okta Customer Identity Cloud
- Fine Grained Authorization
- Guide with Okta AI
- Actions Navigator with Okta AI
- Passkeys
- Expert Assist
- Identity Threat Protection with Okta AI
- Highly Regulated Identity
個人的に注目する機能、サービス
新たに発表された機能やサービスの中で、私が個人的に注目したのは下記になります。
Okta Workforce Identity Cloud
Okta Privileged Accessでは、特権アクセス管理(Privileged Identity Management:PIM)へ進出しました。これまで実装が非常に面倒であったPIMの領域をどこまでシンプルに実装できるのか期待しています。
Okta Log Investigatorではログの解析、Policy Recommenderではポリシー設定を、Okta AIを用いてよりスムーズにしてくれます。これももちろん注目すべきものですが、個人的にはUniversal Logoutは重要なものだと思います。というのも、マルウェアはどの企業の中にも存在する可能性があります。マルウェアが動きだしたタイミングで止めるのがEDR、被害拡大を止める考え方がマイクロセグメンテーションですが、脅威を検知したときにSaaSへの拡大を止める必要がありました。Universal Logoutは、脅威を検知したタイミングで各SaaSのセッションを終了させる機能があります。詳細の発表はこれからですが、脅威を検知した場合の被害拡大を防げるようになります。
Okta Customer Identity Cloud
Passkeysは既定路線、Identity Threat Protectionも重要なものではあるものの、個人的にはHighly Regulated Identityに注目しています。当機能はオープンバンキングのコンプライアンス要件がセットされており、今後金融での活用を推し進めるものではないかと思います。
Okta Workforce/Customer共通
Okta AIのプラットフォームは共通化されているような印象を受けました。2022年のGartnerの評価、「Auth0とOktaの統合は、Gartnerの予想よりも時間がかかっている」という評価を覆すものとなるのではないでしょうか。
聞き手を惹きつけるプレゼン手法
発表内容もさることながら、プレゼン方法も興味深かったです。キーノートでは、CxOやVPが派手なプレゼンテーションをする。ここまでは普通だと思います。みなさま、欧米人的なかっこいい身振り手振りでプレゼンされていました。
このかっこいいプレゼンの間に、デモンストレーターが「コント形式」でデモをしていました。私が敬愛するナイツのような、ボケとツッコミが絡み合うコント形式のプレゼンが、会場に多くの笑いを呼び込んでいました。今後、私が関係するチームのプレゼンではコント形式を取り込んでいこうと心に誓いました。
Okta本社の見学ツアー
Okta社のご厚意により、Okta本社を見学させていただきました。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、オフィスから離れた社員に対して「出社率を上げる」ための様々な取り組みをしています。
各階の会議室の名前にテーマがあり、写真の階のテーマはお菓子です。餅はお菓子として認識されているようですね。
おまけ:サンフランシスコの治安
現在のサンフランシスコ、実はとても治安が悪いです。ある程度予想していたので裏通りは避けていましたが、下記の写真は宿泊していたホテルの表通りを、帰国日にタクシー待ちの間に撮影しました。まだ日が残っている時間帯ですが、ちょっと怖い雰囲気でした。
サンフランシスコといえば、Salesforce社が主催する「Dreamforce」という大規模イベントの開催地でもあります。Dreamforce開催に際して、SalesforceのCEOであるMark Benioffからサンフランシスコに申し入れをしたという話もあり、今後は治安が改善されることを期待しています。
さいごに
「アイデンティティ」という限られた領域にも関わらず、数千人を集めるOktaのパワーを感じるイベントでした。デジタルアイデンティティについてはOECDが勧告を出しており、今まさに注目すべきキーワードです。デジタルアイデンティティについて興味のある方は、ぜひラックまでお問い合わせください。
また、ラックでデジタルアイデンティティをともに取り組んでみたいと思ったエンジニア、コンサルタント、セールス等の皆さまもご連絡いただけると幸いです。今回は一人での出張でしたが、私が行ったイベントは翌年から複数人でいけるようになるというジンクスがあります(笑)
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