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こんにちは、コーポレートコミュニケーション室の高橋舞です。普段は公式SNS運用を中心とした広報の業務に携わっています。
最近、話題となっている人工知能(AI)チャットボット「ChatGPT」は、既に様々な場面で活用されており、テレビやインターネットのニュースなどを含めると毎日どこかで耳にします。私が普段の業務の中で担当している、ラックの公式メディア「LAC WATCH」の執筆や校正に関しても、ChatGPTを活用してどんなことができるのか、とても気になります。
ラック社内では、技術的な話題の交換や活用の相談ができる、生成型AI(Generative AI)に関する社内コミュニティ「LAC GAI Lab」が今年の5月に発足しました。情報交換だけではなく、ChatGPTを含む生成AIの出力結果を、自分の使いたいフォーマットに調整する手段の1つである再学習(ファインチューニング)について話す勉強会なども定期的に行われています。
「LAC GAI Lab」の取り組みの中でも私が注目したのは、ChatGPTを活用して生成したプロンプトを募集し、投票する斬新な企画「ぼくの・わたしのかんがえた さいきょうのプロンプト」です。
今回は、投票で見事上位に選ばれたプロンプトの着想の背景や命令文の工夫について、作成者に教えてもらう「さいきょうのプロンプト共有会」に参加したレポートをお届けします。
「ぼくの・わたしのかんがえた さいきょうのプロンプト」はどんな企画?
期間は2週間、「さいきょう」の定義は人それぞれでOK!業務でも遊びでもOK!という自由なテーマで募集が行われました。最終的に集まったプロンプトは、計9件でした。
応募があったプロンプトについて、作成した背景や活用事例などを見てみたところ、とても興味深いものばかりでした。全ての中身を紹介したいところですが、ここではテーマだけ紹介します。
- ChatGPTに今日の献立考えさせた
- ひとり朝会
- 日本酒ソムリエ
- ChatGPTで自分に面接してみた
- サッカーWC2033トーナメント
- 最強決定戦(「〇と△の戦いを創作してください」というプロンプトで、利用シーンは、どれ・何が1番最強なのかを知りたいときに利用する)
- 今は会えない人との会話
- 最強のノーコードツール
- 全自動脆弱性診断くん
個人的には、食べることと飲むことが大好きなので、「日本酒ソムリエ」と「ChatGPTに今日の献立考えさせた」がとても気になりました。一体どのプロンプトが上位に選ばれ、共有会で詳しく発表されたのでしょうか?
発表内容
上位に選ばれたのは、こちらの4つでした。
- ChatGPTに今日の献立考えさせた
- ChatGPTで自分に面接してみた
- 全自動脆弱性診断くん
- 最強のノーコードツール
ふむふむ、どれも気になるテーマですね、共有会が楽しみです。皆さんが気になったプロンプトはランクインしていたでしょうか?
共有会は、ワイワイガヤガヤというよりは、落ち着いた雰囲気で進んでいきましたが、参加者は想像以上に多かったです。やはり、話題のChatGPTを活用したプロンプトに興味を持つ人は多いようですね。
ChatGPTに今日の献立考えさせた
最初に発表したのは、眞田成康さんです。献立と聞くだけでお腹が空いてきますし、なんだかテンションが上がってしまいます。
ChatGPTで考えた献立、一体どのようにして出来上がったのでしょうか?
どんなプロンプト?
汎用性のあるプロンプト、どんな味なのか、何人分作るのかといった細かい点も含めて指示し、献立を考えてもらう。
生成するきっかけ
献立を考えるのが面倒、料理はあまり得意ではないが、余り物を使ってチャチャッとつくれるレシピが欲しいと思ったこと。
工夫した点
様々なシチュエーションで使える汎用性を意識し、「普段料理をしない人」など要素をきれいに洗い出す。
家の冷蔵庫の残り物を使ってササっと料理をしたいとき、細かい料理の種類や時間まで指定して献立を考えてくれるプロンプト......、とても魅力的ですね!1人暮らしや仕事で料理をする時間があまり確保できない人にとって、重宝するプロンプトではないでしょうか。アプリ化したらすぐにでも使ってみたいという声が聞こえてきそうです。
ChatGPTで自分に面接してみた
2人目の発表者は三川草平さんです。「ChatGPTで自分に面接してみた」とだけ聞くと、一体どういうことなのか想像がつかず、早く発表を聞いてみたいとワクワクしました。どのようにして、自分に面接をしてみるのでしょうか?
どんなプロンプト?
Web Pilotプラグインで人物について調べてもらい、その情報を基に人物になりきってもらい、質問に答えてもらう。
利用シーン・活用イメージなど
将来的には、ネットにある情報だけで面接が完結できるようになるかもしれない。例えば、「この人物が当社で求めている人事に適していると思いますか?Webで調べてきてください」といった質問にすぐに答えてくれるようになるかもしれない。
より工夫出来たと思う点
より魅力的な人間になるためには何をするべきかという質問に対する回答で、誰にでも当てはまるポイントを回答していたため、よりピンポイントな回答が得られるように質問の文章内容を工夫する。
画像のように実際に長所を教えてくれた文章を見て、驚きました!就活生が情報を整理したり、実際に自分に面接してみたりできるなど活用のしがいのある素晴らしいプロンプトだと思います。自分の頭の中には浮かんでいるものの、それを言語化してきれいにまとめるのは難しいと感じる場面、ないでしょうか?そうした際にも活用できますね!
私は早速、自分の長所を聞いて、自己肯定感を上げるのに使いたいと思いました。
全自動脆弱性診断くん
次は、小林達也さんによる「XSS脆弱性診断」です。少し難しそうな雰囲気ですが、どんな内容なのでしょうか?
※ XSS(クロスサイトスクリプティング):Webサイトの脆弱性を突いて、HTMLに悪質なスクリプトを埋め込む攻撃
どんなプロンプト?
簡単に説明すると、脆弱性診断をしてくれるプロンプト。ボットA、ボットBとそれぞれに役割を与えている。
生成のきっかけ
業務の中で、脆弱性診断の効率化にAIを使えないかという相談を受けたこと。
利用シーン・活用イメージなど
特定のタスクに特化したプロンプトのため、診断対象として作ったページはすごくシンプルなものなので、一般的なページでどこまでできるのかは未知(複数ファイル、サーバの設定、バージョンなどのインプットができるのかなど)。
これからやってみたいこと
- 2つの異なる役割をChatGPTに与えて、交互にリクエストを繰り返しながら、何かをさせるということを脆弱性診断以外にも活用してみたい
- プログラミングをするボット、レビューをするボットというように2つの役回りを与える応用を行い試行の連鎖を発生させることで、ChatGPTのアウトプットの質を高めてみたい
率直に、脆弱性診断がAIを用いてできるなんてすごいと感じました。特定のタスクに特化したプロンプトとはいえ、脆弱性診断にChatGPTを用いて効率的にかつ、正確にできるようになる未来もそう遠くはないのかもしれません......。そんな想像の世界に思いを馳せてみました。
最強のノーコードツール
次も小林さんによるプロンプト紹介です。私自身、タイトル「最強のノーコードツール」と聞いて、具体的にどんなプロンプトなのかあまりピンときませんでしたが......。一体どんなプロンプトなのでしょうか?見ていきましょう!
どんなプロンプト?
実際に組むと少し面倒な処理を、自然言語でちょっと曖昧に書いても行ってくれる。例えば、与えられた文字列から人名を抽出する作業など。
生成するきっかけ
プログラムを書く際に、面倒だと感じた作業を肩代わりしてくれるのか、何にでもなりきってくれるChatGPTはプログラムにもなりきってくれるのかを試してみたいと思ったこと。
プログラムを簡単に書くことができない人たちにとって、自然言語であいまいに指示してもプログラミングしてくれるというのは、本当にありがたいですね。業務効率化にも貢献できます。
さいごに
今回は、投票で選ばれた4つのプロンプトについてご紹介しました。プロンプトを作成してみたいと思った方もいるのではないでしょうか。ほかに候補に挙がっていたプロンプトについても、また共有会があればご紹介したいと思います。
私自身も普段ChatGPTを活用する中で、多くのプロンプトを目にします。まだあまり使ったことはないのですが、今回プロンプトについて詳しく知り、日常的に使えそうなものや興味深いものが多いことがわかりました。ChatGPTには、情報漏えいのリスクや偽情報が混在する可能性があるなど注意点もありますが、使い方によっては、業務効率化だけではなく、思考の幅を広げてくれるなどメリットがたくさんあるので、積極的に使っていきたいです。
皆さんも是非、いろいろなプロンプトを作成して、ChatGPTを活用してみてください。
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