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はじめまして、入社2年目、コーポレートコミュニケーション室の高橋舞です。普段は公式SNS運用を中心とした広報の業務に携わっています。
突然ですが、最近の企業ブランディングのトレンドにもなっているパーパス、パーパス経営という言葉をご存じでしょうか?経済産業省によるとパーパスは、過去、現在、未来を通じて変わらない企業の存在意義を、言葉で明確にするものだと言われています。
入社間もない若者の目にはパーパスがどう捉えられているのか、企業の管理職や人事の教育担当の皆さんも興味ありませんか?
ラックでは、2022年6月に新経営メッセージとしてパーパス、「たしかなテクノロジーで『信じられる社会』を築く。」を発表しました。そこで今回は、社内でのパーパスの認知や理解、抱いている印象や想いについて、入社2年目の若手社員にアンケート調査をしてみました!
果たして、ラックのパーパスは若手社員の目にどう映っているのでしょうか?
アンケート調査内容は?
まず調査の対象は、昨年度入社した入社2年目の社員77人です。彼らには以下の9つの項目に答えてもらいました。
- ラックのパーパスを知っていましたか?
- ラックのパーパスをどこで初めて知りましたか?
- 社内イベントやコンテンツはどれが最も印象的でしたか?記憶に残っていますか?
- ラックのパーパスを見た最初の印象はどうでしたか?
- それは、どんな理由ですか?
- パーパスがあることで、あなたや社内、お客様にどんな影響があると思いますか?
- ラックの事業とパーパスがどうつながっていると感じましたか?
- 今後ラックのパーパスを使っていきたいですか?
- パーパスを認識して、今後していきたいことは何ですか?
どのようにパーパスを知り、どのような印象を抱いたかや、自分の業務とパーパスの繋がりを感じているかなどを調査から明らかにするのが目的です。
調査結果はいかに?
アンケートの回答者数は33人でした。残念ながら対象者の半分からしか回答を得られませんでしたが、意外な発見もたくさんありました。
パーパスの認知度は100%
ラックのパーパスを知っていましたか?(「たしかなテクノロジーで、『信じられる社会』を築く。」)
パーパスが発表されたのは、6月下旬だったので新人研修の内容にパーパスは含まれていませんでした。それにも関わらず、認知が100%というのは驚きです。さらに、正確に語句を言える人が2割弱いたことも特筆すべきことでした。もっと少ないのではないかと予想していたからです。
ラックのパーパスをどこで初めて知りましたか?
では、皆さんは一体何をきっかけとして認知に至ったのでしょうか。そのトップ3を発表します。
第1位は「社長の説明」、第2位は「ラック企業サイト」、第3位は「全社員研修」という結果になりました。
やはり、基本が一番大事ということでしょう。社長自身の生の声でメッセージを打ち出すパーパス発表イベントを、全社に向けてオンラインで開催しました。パーパスをトップから直に話してもらうことが最も関心を集め、結果1位になったのだと思います。
2位は社員も見ることの多い企業サイトのトップページにパーパスとビジュアルを掲載したことで、知ることができたのだと思います。
3位は、全社員の履修が必須となっているオンライン研修です。この中に、企業ブランド研修という名目の研修コンテンツを新たに作り、人事が行う研修の一部として組み込んでもらいました。
残念ながら、ブランドムービーはランク外でした。動画の方が伝わりやすいのではないかと思っていましたが、直接聞く社長の言葉や、全員が目を通す研修が認知のきっかけになった人が多いのですね。
動画は印象に残りやすい!?
次に、記憶に残っているイベントやコンテンツが一体何だったのかを見ていきましょう。
社内イベントやコンテンツはどれが最も印象的でしたか?記憶に残っていますか?
グラフでの注目ポイントは、「ブランドムービー」、「ラック企業CM総合格闘技15秒」などの動画コンテンツです。知ったきっかけとはなりませんでしたが、これらが印象に残ったとの回答が入りました。記憶に残すには、やはり動画コンテンツが有効なのだということが分かります。
ラックのパーパスを見た最初の印象はどうでしたか?
では、パーパスを見た最初の印象はどうだったのでしょうか?
「とても良いと思った」「まあまあ良いと思った」と、ポジティブな印象を抱いた人は、85%でした。一方で、「あまり良いとは思わなかった」と回答した人は2人、「なんとも思わない(関心がない)」と回答した人は3人という結果となりました。
それは、どんな理由ですか?
パーパスに対して良い印象を持った人が多かったですが、あまり良くない印象を持った人を含めて、それぞれどんな理由があったのでしょうか?具体的な理由を見てみましょう。
理由として、「ラックの事業に合っている」と回答した人が圧倒的に多い結果となりました。一方で、「自分の部署や業務内容に合っている」「自分の信条や価値観に合っている」と回答した人は、少数という結果になりました。
全体的に見ると、パーパスに対してポジティブな印象を抱いた人は多かったものの、自分の部署や自分の価値観といったように自身に近づくほどパーパスを身近に感じられていない人が多いということでしょうか。
パーパスがラックの事業や業務だけでなく、自分の価値観と合っていると感じると、業務をする際に、パーパスを意識してより働きやすくなりますよね。身近に感じてもらえるようなパーパスの伝え方も大きな課題のように感じました。
パーパスの理解、本当にきちんとできている?
ここまでは、数字でパーパスの認知についてみてきました。でも、入社間もない社員が本当のところパーパスの意味や使いかたについて、理解しているのでしょうか?
パーパスがあることで、あなたや社内、お客様にどんな影響があると思いますか?
そこで、「パーパスがあることであなたや社内、お客様にどんな影響があるか?」という質問で自由に答えてもらいました。すると10人以上から回答がありました。一部を紹介します。
- ブランドイメージの定着につなげることができる(パーパスの文言を見ればラックだと印象付けられる)
- 会社のイメージの説明が一言にまとまる
- 会社がどこに向かおうとしているのか、社内全体で認識のズレが生じにくくなる
- どのような気持ちで仕事に取り組めばよいのかを改めて確認できる
- 社会に対してどのような貢献があるかを考えて業務に取り組める
若手社員のこの回答を見て私の上司がこんなコメントをしてくれました。
「理解して欲しいポイントを全員がここまで正しく答えてくれるとは思っていなかったので、正直驚きです。お手本のような回答で本当に理解してくれているのかなという心配はあります。でも理念のようなメッセージに関心を持ってもらうことには、成功しているのではないかと思います。」
このコメントが、人事や管理職など教育担当の皆さまの参考になったら嬉しいです。
ラックの事業とパーパスがどうつながっていると感じましたか?
次に「ラックの事業とパーパスがどうつながっているか?」について質問してみました。こちらも10人以上からの回答があり、そのなかから3つをピックアップして紹介します。
- セキュリティ強化というラックの重要な事業を推進することで、人々が「信じられる社会」につながると感じた
- 信頼すること、されることがセキュリティを扱う上で必要なことだと業務をする中で感じたため、それがパーパスにつながっていると思いました
- お客様との信頼関係を重視した姿勢がパーパスと繋がっていると感じた
共通していることは、この2点です。
- セキュリティ企業であることの意識と企業姿勢を関連付けられている
- 「信頼」や「信じられる」という言葉に共感している
「『信じられる社会』を築く。」という言葉は、一見平易に見えますが、実はとても重い意味をもつ言葉だということを、アンケートの回答を見てあらためて感じました。社歴の浅い社員でも、しっかり受け止めているのだと思います。
9割の方がパーパスを広めていきたいと回答
今後ラックのパーパスを使っていきたいですか?
今後パーパスを使っていきたいかについては、「ぜひ使っていきたい」「まあまあ使っていきたい」との回答が87%でした。ポジティブな意見が多いということから、若手でも多くの人が、自発的に共感してパーパスについて考えてくれていることが分かります。
パーパスを意識して、今後していきたいことは何ですか?
アンケートの最後に、もう少し踏み込んだ質問をしてみました。それは「パーパスを踏まえて今後したいことがあるか?」というものです。さて結果はどうだったでしょう?
回答の中から特徴的なものを3つほどピックアップしてみます。
- サイバー攻撃などに対する不安も増大している中で、そういった不安を払拭し、信じられる社会を築いていく一員になれるよう技術力を高めていきたいと思った
- たしかなテクノロジーを提供できる技術力を身につけるために、社内の講座や勉強会に積極的に参加していきたい
- お客様に安心して任せてもらえる=パーパスにつながると感じたので、信頼を裏切らないよう、真摯にお客様に向き合いたい
私の印象では、技術系の部署の人は、「パーパスを実現する社員の1人として技術力を磨きたい」、営業や事務系部署の人は「お客様と真剣に向き合うことで、信頼される人でありたい」といったことを考えているように見えます。
上司に見せると「みんな真面目なんだな~、逆に自分の身を正したくなっちゃうね」といったことを漏らしていました(笑)
さいごに
入社2年目の社員に対する、パーパスについてのアンケート結果をみていきました。若手だとしても、パーパスの意味を理解して自発的に考えてくれている人が多かったですね。そして、そのような姿を見ている先輩社員や上司にも、良い影響を与えるのだと実感しました。
これは、パーパスを設定するという本来の目的に沿った「効果」が出ていると考えてよいでしょう。上から伝えるだけではなく、キャリアのある人の姿勢や考え方も変化するって面白いですね。
私の部署では社員一人ひとりがパーパスと向き合っていくために、もっと工夫を凝らした周知活動をしていかねばと実感しました。この記事をお読みになった管理職や人事部などで社員教育をされている皆さまが、若手が考えていることを理解する際のヒントとなれれば幸いです。
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