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標的型攻撃とIoT

世の中これからIoT時代へ突入などと叫ばれていますが既に実践している人たちがいます。そう、標的型攻撃をしている人たちです。

IoTと言うと、何かいろんな機器がネットにつながることで凄いことが出来るようになるイメージがあるのですが、ちょっと違うのかもしれません。たとえば、自動販売機などの街角に置かれている様々な機器、電気洗濯機などの家電類、スマートメータのような家庭などにおいている計器、世界中を走り回る自動車の計器などが「つながる」ことで、これまでには無い画期的な凄いサービスが登場するような感じです。

IoT

ウエアラブル機器(ウエアラブルって何かぴんと来ないですよね。着衣に対応して着器とでも呼びますか。チョッキじゃなくチャッキ!(笑))もその一つで世界中の人々の健康状態を把握できるとんでもない基盤に成長するのだろう。凄い利権争いだなぁなどと妄想も膨らみます。

将来、さらに凄いチップが開発され、アスファルトやコンクリートに混ぜることで道路や歩道のそのもの、車や歩いている人の状態を把握、全ての木に埋め込むことで生育具合や日照状態が把握、さらに世界中の水に混ぜるレベルの分子チップなどが出来てしまったりすると、意識せずに人の状態も把握できるなぁ、ちょっと待て!既に実際にやってるんじゃないのか?実はPM2.5はマイクロチップではないのかなどとの瞑想まで。(笑)

冗談はさておき、要はいろんなものが「つながる」のがIoT!つまりは、何がつながろうが関係ないのでつながっているものからはじめれば良いということなのです!

そういえば、それを実践している人々がいます。そう所謂サイバー犯罪者です。

特に国家レベルで動いているとされる標的型攻撃は、あらゆる組織に入り込み、IDやパスワード、全てのメール、大量の書類、個人情報を収集しています。つまりは、合法であるかどうかに関わらずつながっているあらゆるものから、情報を吸い上げているのです。

これこそIoTそのものではないでしょうか。

表にいる人たちがIoTに可能性を抱き推進している背後で既にIoTの本質を理解し国家ぐるみでいち早くIoTを推進していると考えたほうが良さそうです。そういう意味で、IoTビジネスは国家レベルの覇権争いの主戦場なのかも知れないなどという「悪夢」を熱帯夜が続く中、毎日見ている日々ですが、こんな危ない悪夢は決して人に言ってはいけないと心に誓った今日でした。

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