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2025年の「サイバーセキュリティ月間」が始まっています

2025年も「サイバーセキュリティ月間」が始まりました。IPAが2025年1月30日に公開した「情報セキュリティ10大脅威2025」の組織編では、1位の「ランサムウェアによる被害」、2位の「サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃」が前年と変わらずランクインしました。

前年7位だった「システムの脆弱性を突いた攻撃」が、3位に上昇しており、これについてIPAは、前年5位の「修正プログラムの公開前を狙う攻撃(ゼロデイ攻撃)」を今回「システムの脆弱性を突いた攻撃」に統合した影響が一因となったと説明しています。また、今回新設した「地政学的リスクに起因するサイバー攻撃」が7位に選ばれています。国家の関与が疑われるとされるサイバー攻撃が例として挙がっています。

さて、政府が定める「サイバーセキュリティ月間」は、国民がサイバーセキュリティについての関心を高め、理解を深めるため、サイバーセキュリティに関する様々な取り組みを集中的に行うことを目的にしています。2025年のサイバーセキュリティ月間は2月1日から3月18日までの開催です。ラックでは、この期間にいくつかの取り組みを実施しています。

偽情報・誤情報のリスクを意識

2024年から2025年にかけて、ラックはサイバーセキュリティに関するいくつかの情報発信をしてきました。これまでに1万冊以上を配布してきた冊子「情報リテラシー啓発のための羅針盤コンパス」では、インターネット上でよく発生する様々なトラブルや具体的な対策を紹介しています。

また、『CYBER GRID JOURNAL Vol.17』では、デジタル社会の新たな脅威を解説しました。『羅針盤』と『CYBER GRID JOURNAL Vol.17』に共通しているキーワードは「偽情報・誤情報」です。インターネットの便利さの裏には多くのリスクが潜んでおり、特に近年急増している「偽情報・誤情報」が、個人や社会に深刻な影響を及ぼしていることを解説しました。

いずれも、無料で閲覧いただけますので、ぜひ確認してみてください。

2025年「サイバーセキュリティ月間」におけるラックの主な取り組み

盛り上がった「29SEC(肉節句)2025」

29SEC(肉節句)2025

「情報セキュリティの火を絶やすな」を合言葉に、セキュリティに関心の高い有志が集い、交流の輪を広げることを目的とした毎年恒例のイベントです。

様々な業界、企業、団体の方々、約10人が登壇し、ITにまつわる旬の話題をテーマにした5分間のショートプレゼンテーション(ライトニングトーク)をスピーディに展開します。その講演を肴に、参加者同士で談笑しながら懇親を深めるというユニークな交流イベントです。

今年もオフライン(リアル会場)のみで、2月28日に開催しました。サイバーセキュリティの「今」と「未来」をライトニングトークで語り合うネットワーキングイベントとして、盛り上がりました。

3月下旬 ITで働く夢の実現を目指す若者をサポートする"すごうで2025"支援対象者の発表

ITスーパーエンジニア・サポートプログラム すごうで

"すごうで"は、サイバーセキュリティをはじめITに関する突出した技術力やアイデアを持つ若者の"夢"の実現を、技術面・資金面等から総合的に支援するラック独自のプログラムです。

今回は、2024年10月3日から2025年1月4日までの募集期間中に応募があった中から社内選考により1件を採択します。選考結果は3月下旬に発表します。支援を勝ち取るのは、どのような"夢"を提案した若者でしょうか。どうぞご期待ください。

ここに挙げた以外にも、サイバーセキュリティ月間中に様々なイベントが開催されます。「インターネット市民」の一員としてイベントへ参加し、サイバーセキュリティ月間を盛り上げていただければ幸いです。

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