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モバイルアプリケーション開発におけるセキュア設計の必要性

テクノロジーリスクコンサルティング部の安田です。

内閣府の「消費動向調査」によると、モバイル端末の世帯単位の普及率は、総世帯で89.9%にも達しています。また、総務省の「デジタル化による生活・働き方への影響に関する調査研究」によると、企業のモバイル端末の導入については56.5%となっており、今やモバイル端末は最も活用されているIT機器と言えます。

モバイルアプリ開発におけるセキュリティの課題と解決策

モバイルアプリケーション(以下、モバイルアプリ)の普及に伴い懸念されるのは、セキュリティとリスク管理です。従来の情報機器に比べて気軽に扱え、常に身の回りに持ち歩くモバイル端末には、仕事に必要不可欠な業務アプリケーションが入っているケースが多くあります。

可用性の視点で考えると、モバイルアプリの品質は重要な要素であるとともに、セキュリティ品質についてもリスク管理の観点で大変重要であると言えます。

これらの背景も踏まえ、モバイルアプリ開発におけるセキュリティの課題と解決策について、ホワイトペーパーとしてまとめました。企業のシステム内製化の流れが加速しつつある現状を踏まえ、セキュリティやプライバシーへの取り組みを行う際に必要となる課題や解決策を把握する一助となれば幸いです。

ホワイトペーパー「モバイルアプリケーション開発におけるセキュア設計の必要性」

ホワイトペーパー「モバイルアプリケーション開発におけるセキュア設計の必要性」の内容

ホワイトペーパーでは、次のような内容を取り上げています。

モバイルアプリのセキュリティ課題と脅威

モバイルアプリの普及にはセキュリティの品質確保が重要です。もし、セキュリティの品質が欠如してしまうとモバイルアプリの脆弱性が攻撃されリスクが生じてしまいます。そのため、脆弱性やサイバー攻撃からアプリやユーザーのデータを保護する手法としてセキュア設計の必要性とメリットを説明します。

セキュア設計の基本原則とベストプラクティス

モバイルアプリ開発時のセキュア設計に必要とされる手法と考慮事項を、開発プロジェクトの事例と共に紹介します。事例の紹介は金融アプリとヘルスケアアプリのセキュア設計の一部を説明します。

セキュア設計への取り組みの課題と解決策

モバイルアプリ開発におけるセキュア設計の課題を分析し、組織的な課題と技術的な制約について説明します。

モバイルアプリ開発においては開発者自身の知識向上に加え、技術的なツールやサービスによるサポートが不可欠になります。適切なツールやサービスを利用することで、コスト削減や効率よくアプリケーションの安全性を高めることが期待できます。

セキュア設計に取り組めない原因分析

なぜ、セキュア設計に取り組めない組織が多いのか原因分析を行いました。日本ならではの地理的要因や組織や人的要因について原因を分析し、解決案を提案します。

セキュアなモバイルアプリ開発内製化

今後はモバイルアプリの開発内製化の流れが進むにつれ、モバイルアプリのセキュリティ品質が組織の取り組みとしてカギを握ります。モバイルアプリの普及と進化に伴い、セキュア設計へ進化していく必要があります。

モバイルアプリのセキュア設計を検討する際の参考として、また、すでに実践されているセキュリティの取り組みを見直す際の参考として活用いただけると幸甚です。

ホワイトペーパー
「モバイルアプリケーション開発におけるセキュア設計の必要性」
のダウンロードはこちらから

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