-
タグ
タグ
- セキュリティ
- 人材開発・教育
- システム開発
- アプリ開発
- モバイルアプリ
- DX
- AI
- サイバー攻撃
- サイバー犯罪
- 標的型攻撃
- 脆弱性
- 働き方改革
- 企業市民活動
- 攻撃者グループ
- JSOC
- JSOC INSIGHT
- サイバー救急センター
- サイバー救急センターレポート
- LAC Security Insight
- セキュリティ診断レポート
- サイバー・グリッド・ジャパン
- CYBER GRID JOURNAL
- CYBER GRID VIEW
- ラックセキュリティアカデミー
- すごうで
- ランサムウェア
- ゼロトラスト
- ASM
- EDR
- SASE
- デジタルアイデンティティ
- インシデントレスポンス
- 情シス向け
- 対談
- CIS Controls
- Tech Crawling
- クラウド
- クラウドインテグレーション
- データベース
- アジャイル開発
- DevSecOps
- OWASP
- CTF
- FalconNest
- セキュリティ診断
- IoT
- EC
- サプライチェーンリスク
- スレットインテリジェンス
- テレワーク
- リモートデスクトップ
- アーキテクト
- プラス・セキュリティ人材
- 障がい者採用
- 官民学・業界連携
- カスタマーストーリー
- 白浜シンポジウム
- CODE BLUE
- 情報モラル
- クラブ活動
- 初心者向け
- 趣味
- カルチャー
- 子育て、生活
- 広報・マーケティング
- コーポレート
- ライター紹介
- IR
ソフトウエアエンジニアリンググループ 阿部です。
当グループでは、開発から日々の小さなタスクに至るまでを、アジャイル開発の手法を取り入れて進めています。
社内ではアジャイル開発に取り組んでいる部門はまだ多くはなく、個々の案件によって状況も変わってくるため、取り組み方に悩んでいる社員も多いようです。そういった状況を踏まえ、社内向けにアジャイル開発の初心者を対象とした入門研修を昨年度実施しました。
アジャイル開発とはどういうものか、アジャイルの話のなかでよく出てくるスクラムとは何か、といったことがメインの内容です。その研修のなかで、よくいただいた質問があったので、質問と回答を一問一答形式で紹介します。
なお、本記事の前に「スクラムにおける前提知識と業務分析&設計(前編)・(後編)」を読んでいただけると、本記事の内容が理解しやすくなるのではないかと思います。
アジャイル開発の進め方に関する質問
プロダクトバックログアイテムは誰が作るのか
基本的にはプロダクトオーナーが作成します。ただし、プロダクトバックログアイテムの詳細化や分割はスクラムチームで行います。
お客様案件の場合「今回はアジャイルでやりましょう」といった合意はあらかじめするのか
合意は必ずするべきです。また、合意以前に「アジャイル開発はこういうものだよね」という認識合わせも併せてしたほうがよいでしょう。
お客様案件の場合、プロダクトオーナーはお客様が担当するのか
基本的にはお客様が担当するのが望ましいです。プロダクトオーナーはやりたいこと、作りたいものなどをプロダクトバックログに起こしていく人だからです。やりたいことを持っているのはお客様なので、プロダクトオーナーはお客様のほうが進めやすいのではないかと思います。
ただ、スクラムに慣れていないお客様や、そもそも開発に慣れていないお客様の場合、現実的に考えるとプロダクトオーナーをやることは難しいので、慣れるまでは開発チームがプロダクトオーナーを担当したほうが進めやすいと思います。
アジャイルになじみのないお客様の場合どうするとよいか
アジャイルに不慣れなお客様の場合、スクラムマスターを開発チーム側で担当することがあります。
スクラムマスターの役割の一つに"プロダクトオーナーを支援する"というものがあるので、プロダクトオーナーはお客様、スクラムマスターはアジャイルに慣れているメンバーが行うことが多いです。
一人が複数のタスクを抱えている場合、アジャイルはできない気がするが...
実際、フレームワーク通りに行うのは難しいです。
その点、当グループではどうしているかというと、組織として一番価値のあるタスクはどれなのかを評価し、優先順位を決めて回していっています。組織としての成果、価値の高いものはどれかを中心に考えて運営しています。
自律的に行動するためのチームの雰囲気づくりにコツはあるか
まず、絶対に他人の意見を否定しないことです。
否定するのは簡単ですが、否定された側はその後、意見を言うことに躊躇してしまいます(=自律的に行動することを制限してしまう)。また、良い悪いで判断しないことも重要です。
アジャイル開発の向き不向きに関する質問
アジャイルはどういう業務にフィットするのか、あるいはこういう業務には向かないなどあるか
不確実性の高い、とりあえずやってみよう、といった業務にアジャイルはフィットします。
やることやゴールが明確に決まっている、あとはやるだけといった業務であれば、無理にアジャイルにする必要はないです。しかし、確実性が高いと思って進めていって、結局変化に追いつけなくなるパターンが多くみられます。変化の激しい現在の市場を考えると、よほど確実性が高いものでない限りは、アジャイルでやったほうがよいのではないかと考えています。
重要なのはマインドセットで、能動的に考えて、止めるべきなのか進むべきなのか一週間単位で考え直すということを、まずはやってみるのがよいのではないでしょうか。
小さな業務ツールの改善程度だと、アジャイルは適さないのか(この辺こうしたらできそうだという見込みがある場合)
適す適さないを判断してから取り組むのではなく、とりあえずやってみて一週間回して振り返りをして、判断してもいいと思います。
それ自身がすでにアジャイルな考え方だからです。適すからやる、適さないからやらない、となると、それはゴールが分かっている(ウォーターフォールに向いている)という話になってしまいます。適す?適さない?と不安があるなかでアジャイルの考え方を取り入れていくのがよいのではないかと考えています。
アジャイルとウォーターフォールについての質問
短期間でウォーターフォールを回していくのと、アジャイルで回していくのは別物か?違いは何か?
全くの別物と考えていいでしょう。大きくはマインドの違いです。
また、ウォーターフォールでやる場合、最終的なゴールが明確に決まっていて、作ったあとのことはあまり考えないことが多いです。アジャイルでは最終的なゴールは分からないで始めるため、作ったものに対して評価をして、改善をしながら進めていきます。
アジャイルとウォーターフォールが溶け合ったようなやり方はあるか?
基本は"混ぜるな!危険!"です。いいとこ取りしようとすると、どちらも中途半端になってしまい、結果炎上するパターンが多いからです。
さいごに
アジャイル開発入門研修でのよくある質問10選をご覧いただきました。アジャイル開発において気になっていたことへのヒントになりましたでしょうか。今回の質問集が、これからアジャイル開発を取り入れてみようと考えている方、取り入れてみたものの上手くいかずに行き詰ってしまった方などの一助になれば幸いです。
タグ
- セキュリティ
- 人材開発・教育
- システム開発
- アプリ開発
- モバイルアプリ
- DX
- AI
- サイバー攻撃
- サイバー犯罪
- 標的型攻撃
- 脆弱性
- 働き方改革
- 企業市民活動
- 攻撃者グループ
- JSOC
- もっと見る +
- JSOC INSIGHT
- サイバー救急センター
- サイバー救急センターレポート
- LAC Security Insight
- セキュリティ診断レポート
- サイバー・グリッド・ジャパン
- CYBER GRID JOURNAL
- CYBER GRID VIEW
- ラックセキュリティアカデミー
- すごうで
- ランサムウェア
- ゼロトラスト
- ASM
- EDR
- SASE
- デジタルアイデンティティ
- インシデントレスポンス
- 情シス向け
- 対談
- CIS Controls
- Tech Crawling
- クラウド
- クラウドインテグレーション
- データベース
- アジャイル開発
- DevSecOps
- OWASP
- CTF
- FalconNest
- セキュリティ診断
- IoT
- EC
- サプライチェーンリスク
- スレットインテリジェンス
- テレワーク
- リモートデスクトップ
- アーキテクト
- プラス・セキュリティ人材
- 障がい者採用
- 官民学・業界連携
- カスタマーストーリー
- 白浜シンポジウム
- CODE BLUE
- 情報モラル
- クラブ活動
- 初心者向け
- 趣味
- カルチャー
- 子育て、生活
- 広報・マーケティング
- コーポレート
- ライター紹介
- IR